NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
平成30年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問14
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア21
- イ80
- ウ123
- エ443
解き方のヒントを見る
URL構成要素を役割で整理する視点
URLを読むときは、文字列を一続きに眺めず、区切りごとに何を表す欄なのかという役割の違いへ注目します。表記の位置、記号、階層性を手掛かりに、各部分の意味を自分の言葉で整理してから判断しましょう。
この問題で問われていること
この問題では、URL内の各部分を見たとき、それが接続先の識別、通信上の指定、資源の位置、補助的な指定など、どの役割を担うものとして読めるかを一つずつ確認することに集中します。
視点
判断の前に、URLを構成する区切りを写し取り、各部分について「何を識別・指定・補足しているように見えるか」を比較します。似た記号や語句だけで決めず、全体の構造との関係を確認するのが大切です。
確認ポイント
- 区切り記号や配置によって、URLがどの部分に分かれているかを確認する
- 各部分が全体の中で担っていそうな役割を、自分の言葉で整理する
- 似た表記に惑わされず、前後の構造との関係を見直す
正解と解説を見る
正解
エ
解説
URLのhttpsは暗号化されたHTTP通信を表し、ポート番号を明示しない場合はHTTPSの既定ポートへ接続します。?以降のport=123はクエリ文字列であり、接続先TCPポート番号を変更しません。
理由
URLのスキームがhttpsであるため、WebブラウザはHTTPS通信の既定TCPポート番号を使用します。URL中にある「?port=123」はクエリ文字列で、Webサーバへ渡す追加パラメータを示すものであり、TCP接続先ポートを指定する記法ではありません。
比較
ポート番号をURLで明示的に指定する場合は、ホスト名の後ろにコロンと数値を置きます。一方、この設問の123はクエリ文字列内にあるため、接続先ポートの指定とは扱われません。HTTPSの既定ポートは443です。
選択肢ア
これは不正解だよ。21はFTPで一般に使用される制御用TCPポート番号です。問題のURLはftpではなくhttpsで始まっており、さらにURL中の「?port=123」もFTP接続を指定するものではありません。したがって、HTTPSの接続先ポートとして21を選ぶ根拠はありません。
選択肢イ
これは不正解だよ。80はHTTPの既定TCPポート番号です。設問のスキームはhttpではなくhttpsであり、暗号化されたHTTPS通信を表しています。また、「?port=123」はポート番号を直接指定する記法ではないため、HTTPの既定値である80を採用することもできません。
選択肢ウ
これは不正解だよ。123はURLのクエリ文字列に書かれた値であり、Webブラウザが接続するTCPポート番号を表していません。ポートを明示する場合はホスト名の後ろに記述しますが、この問題ではその形式になっていないため、123へ接続するとは判断できません。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。URLの先頭がhttpsであるため、WebブラウザはHTTPS通信を使用します。ポート番号がホスト名の直後に明示されていない場合、HTTPSの既定TCPポート番号である443へ接続します。クエリ文字列の「port=123」は接続先ポートを変更しません。
学習のポイント
URLのスキーム、既定ポート、クエリ文字列の役割を区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成30年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問14(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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