NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
平成30年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問10
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア126
- イ127
- ウ254
- エ255
解き方のヒントを見る
ビット境界から範囲を読む
IPアドレスの範囲を考えるときは、表記された区切りがどの位置にあり、どの部分が共通して固定されるかに注目し、範囲の端点と広がり方を順に整理します。
この問題で問われていること
確認する観点をビット境界の位置に絞り、境界の前後で固定される部分と変化する部分を区別してください。端点だけでなく、範囲全体の連続性も合わせて見直します。
視点
アドレスをまとまりとして捉え、境界より前の共通部分と、境界より後で変化し得る部分を分けて整理します。範囲を考える際は、両端と途中のつながりが同じ規則で説明できるかを確認します。
確認ポイント
- 境界がどの位置に置かれているかを確認する
- 固定される部分と変化する部分を分けて見る
- 示された範囲の端点と連続性を見直す
正解と解説を見る
正解
ア
解説
FFFFFF80は2進数で末尾7ビットがホスト部となるサブネットマスクです。ホスト部は2^7個のアドレスを持ち、そのうちネットワークアドレスとブロードキャストアドレスを除いた数が利用可能なホスト数です。
理由
FFFFFF80はプレフィックス長が25ビットなので、IPv4アドレス32ビットのうちホスト部は7ビットです。全アドレス数は2^7個=128個で、ネットワークアドレス1個とブロードキャストアドレス1個はホストに割り当てられません。したがって式は、128個−2個=126台となります。
比較
クラスBという分類だけで標準のホスト部16ビットを使うのではなく、設問で指定されたサブネットマスクFFFFFF80を優先します。254台はホスト部8ビット、つまり/24相当の場合の利用可能数であり、/25である本問の条件とは異なります。127台は128個から1個だけ、255台はさらに多いアドレス範囲を前提にした値で、いずれも2^7個から予約アドレス2個を除く条件に合いません。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。FFFFFF80は/25のサブネットマスクであり、32ビットのIPv4アドレスのうちホスト部は7ビットです。ホスト部の全アドレス数は2^7個=128個となります。ネットワークアドレス1個とブロードキャストアドレス1個を利用できないため、128個−2個=126台です。
選択肢イ
これは不正解だよ。FFFFFF80ではホスト部が7ビットなので、アドレス総数は2^7個=128個です。利用可能なホスト数を求める際は、ネットワークアドレスとブロードキャストアドレスの2個を除きます。127台は128個から1個だけ除外した数に相当し、本問の予約アドレスの条件と一致しません。
選択肢ウ
これは不正解だよ。254台という値は、ホスト部が8ビットの/24相当で、256個のアドレスから2個を除く場合の値です。本問のサブネットマスクFFFFFF80は/25でホスト部が7ビットなので、全アドレス数は128個です。したがって254台は指定されたマスクの条件とは異なります。
選択肢エ
これは不正解だよ。FFFFFF80ではホスト部は7ビットであり、利用対象となるアドレス範囲は2^7個=128個です。そこからネットワークアドレスとブロードキャストアドレスの2個を除く必要があります。255台はこのアドレス総数と予約アドレス2個の条件のどちらにも一致しません。
学習のポイント
サブネットマスクからホスト部を求め、予約アドレスを除いて利用可能数を計算する方法を学ぶ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成30年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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