NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ

平成26年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問22

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

メモリインタリーブの説明として,適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    主記憶と外部記憶を一元的にアドレス付けし,主記憶の物理容量を超えるメモリ空間を提供する。
  2. イ
    主記憶と磁気ディスク装置との間にバッファメモリを置いて,双方のアクセス速度の差を補う。
  3. ウ
    主記憶と入出力装置との間でCPUとは独立にデータ転送を行う。
  4. エ
    主記憶の連続したアドレスを複数のブロックに分けて,並列的にアクセスすることでアクセスを高速化する。
解き方のヒントを見る

用語の定義と説明を照合する視点

ネットワーク分野の択一問題では、用語そのものの印象だけで判断せず、説明が示す対象・役割・使われる場面の対応関係を整理し、定義とのずれがないかを一つずつ確認します。

この問題で問われていること

各説明に含まれる主語や対象、役割、利用場面のどれに焦点が置かれているかを読み取り、用語の一般的な意味と説明の範囲が一致しているかだけを丁寧に見ます。

視点

用語は名称の印象だけで覚えず、何を対象にし、どのような役割を担い、どの場面で語られる概念なのかという分類軸で整理します。表現の一部が似ていても、対象や範囲が異なる可能性を残して読みます。

確認ポイント

  • 説明の主語と対象が、用語の分類と同じ範囲を指しているか確認する
  • 役割や目的の記述が、別の概念にも当てはまり得る一般表現ではないか見直す
  • 利用場面や関連語の位置付けが、説明全体で一貫しているか確認する
正解と解説を見る

正解

エ

解説

メモリインタリーブは、主記憶の連続したアドレスを複数のブロックに分散させ、複数のブロックへ並列的にアクセスすることで、主記憶へのアクセス性能を高める方式です。

理由

主記憶を複数のブロックに分け、連続したアドレスを分散配置する。各ブロックへ並列的にアクセスできるため、主記憶のアクセスを高速化できる。

比較

主記憶の物理容量を超える空間を提供するのは仮想記憶、記憶装置間の速度差を補うのはバッファ、CPUと独立して入出力転送を行うのはDMAの説明です。

選択肢ア

これは不正解だよ。主記憶と外部記憶を一元的にアドレス付けし、主記憶の物理容量を超えるメモリ空間を提供するのは、仮想記憶に関する説明である。メモリインタリーブは外部記憶を含む容量拡張ではなく、主記憶へのアクセスを高速化する方式である。

選択肢イ

これは不正解だよ。主記憶と磁気ディスク装置の間にバッファメモリを置き、双方のアクセス速度の差を補うのは、バッファリングの説明である。メモリインタリーブは主記憶と磁気ディスクの間の緩衝ではなく、主記憶内部のブロック分割と並列アクセスを扱う。

選択肢ウ

これは不正解だよ。主記憶と入出力装置との間でCPUとは独立にデータ転送を行うのは、DMAの説明である。メモリインタリーブは入出力転送の制御方式ではなく、主記憶の連続したアドレスを複数のブロックに分けてアクセス性能を高める方式である。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。主記憶の連続したアドレスを複数のブロックに分け、各ブロックへ並列的にアクセスすることで、主記憶へのアクセスを高速化する。これはメモリインタリーブの基本的な仕組みを正しく説明している。

学習のポイント

メモリインタリーブと仮想記憶、バッファ、DMAの役割を区別して覚える。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成26年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問22(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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