NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
平成25年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問15
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア21
- イ80
- ウ123
- エ443
解き方のヒントを見る
URLを役割ごとに読み解く視点
URLを見たときは、文字列を一続きで覚えず、全体を役割の異なる部分に分けて捉えることが大切です。各部分が示す対象や位置づけに注目し、用語の意味を整理しましょう。
この問題で問われていること
確認する観点を、URL内の各部分が何を識別・指定・補足しているかという役割の違いに絞ります。表記の位置だけで決めつけず、周辺の記号や語との関係も丁寧に見比べてください。
視点
URLの構成要素は、見た目の区切りだけでなく、通信先や経路、追加情報などの役割に分けて整理すると考えやすくなります。まず各部分の働きを言葉で説明し、似た役割の用語と混同していないかを確かめます。
確認ポイント
- 各部分が表している役割を、自分の言葉で説明できるか確認する
- 区切り記号と、その前後にある文字列の関係を観察する
- 似た意味に見える用語を、役割の違いで整理できるか見直す
正解と解説を見る
正解
エ
解説
URLの通信方式がhttpsで、ポート番号が明示されていない場合、HTTPSの既定TCPポートを使用する。ftpという文字列やクエリのport=123は接続ポートを変更しないため、正答は443です。
理由
URLの先頭にあるhttpsは、HTTPをTLSで保護して通信する方式を示します。URL中に接続先ポートを明示する「:番号」がないため、HTTPSの既定TCPポートである443へ接続する。
比較
ftp.example.jpはホスト名の一部であり、ftp方式を指定しているわけではありません。また、index.cgi?port=123のport=123はクエリ文字列としてサーバ上の処理に渡される値で、TCP接続先ポートの指定ではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。21はFTPで標準的に用いられるTCPポート番号ですが、このURLのスキームはftpではなくhttpsです。ホスト名にftpという文字列が含まれていても通信方式は変わらず、接続先ポートはFTPの既定値にはなりません。
選択肢イ
これは不正解だよ。80はHTTPで標準的に用いられるTCPポート番号です。しかし設問のURLはhttpsで始まっているため、暗号化されたHTTPS通信として扱われます。したがって、HTTPの既定ポートである80へ接続するとはいえません。
選択肢ウ
これは不正解だよ。123はURLのクエリ文字列にある「port=123」の値です。この記述はindex.cgiへ渡す処理条件などを表す情報であり、URLのauthority部に接続先ポートを指定する形式ではありません。そのためTCPポート番号は123になりません。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。URLのスキームがhttpsで、ホスト名の後に「:ポート番号」という明示指定がありません。この場合、WebブラウザはHTTPSの既定TCPポートである443へ接続します。クエリ文字列のport=123は接続先ポートの指定ではありません。
学習のポイント
URLのスキーム、ポート指定、クエリ文字列の役割を区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問15(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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