NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ

平成25年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問14

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

サブネットの集約において,192.168.1.0/24~192.168.15.0/24の15個のネットワークアドレスを集約したアドレスはどれか。

選択肢

  1. ア
    192.168.0.0/19
  2. イ
    192.168.0.0/20
  3. ウ
    192.168.0.0/21
  4. エ
    192.168.0.0/22
解き方のヒントを見る

IPアドレス範囲を整理する視点

IPアドレスの範囲を考えるときは、表面的な数値だけで判断せず、区切り位置がどこにあり、前後の部分がどの役割を担うかを順に整理して、条件との整合性を確かめます。特に境界付近の扱いに注意します。

この問題で問われていること

この問題では、アドレスを構成する部分の境界に注目し、指定された範囲がどの区切りを基準にまとまっているかを確認することに集中します。数値の大小だけで結論を出さないようにします。

視点

範囲を判断するときは、アドレス全体を連続した数値として見るのではなく、構成要素の境界と、それぞれが示すまとまりの単位を切り分けて考えます。

確認ポイント

  • 区切り位置がどこにあるかを確認する
  • 範囲の始点と終点が同じまとまりに属するかを比べる
  • 境界をまたぐ場合に条件の解釈が変わらないかを確認する
正解と解説を見る

正解

イ

解説

第三オクテット1〜15の15個の/24ネットワークを収めるには、CIDR境界に沿って16個の/24相当を含む範囲が必要です。その範囲は192.168.0.0から192.168.15.255までとなる。

集約範囲の計算

/24ネットワークを集約すると、/20は2^(24−20)=16個の/24単位、つまり16×256アドレス/個=4096アドレスを含む。192.168.0.0/20の範囲は192.168.0.0〜192.168.15.255であり、指定された1〜15の各/24を含むため、正答はイです。

プレフィックス長の比較

集約では対象を漏らさず、必要以上の範囲もできるだけ増やさない。/20は第三オクテット0〜15を含む一方、対象はその中の1〜15です。CIDRの境界上、15個を含む最小のまとまりとしてこの範囲が選ばれる。

選択肢ア

これは不正解だよ。/19は2^(24−19)=32個の/24単位、つまり8192アドレスを含み、第三オクテット0〜31までを対象にする。指定された1〜15の範囲は含むが、必要な範囲を超えて16〜31まで含むため、集約結果として大きすぎる。

選択肢イ(正解)

これは正解だよ。/20は2^(24−20)=16個の/24単位、つまり4096アドレスを含み、192.168.0.0〜192.168.15.255に対応する。指定された192.168.1.0/24〜192.168.15.0/24の15個をすべて含み、CIDR境界にも沿っている。

選択肢ウ

これは不正解だよ。/21は2^(24−21)=8個の/24単位、つまり2048アドレスで、192.168.0.0〜192.168.7.255の範囲になる。指定された第三オクテット8〜15の/24ネットワークを含められないため、対象15個を一つに集約できない。

選択肢エ

これは不正解だよ。/22は2^(24−22)=4個の/24単位、つまり1024アドレスで、192.168.0.0〜192.168.3.255の範囲になる。指定範囲の第三オクテット4〜15を含まないため、15個すべてを収容する集約アドレスにはならない。

学習のポイント

サブネット集約では、対象範囲とプレフィックス長の境界を対応させる。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問14(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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