NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
平成24年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問17
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アダイジェスト認証では,利用者IDとパスワードを“:”で連結したものを,MD5を使ってエンコードしAuthorizationヘッダで指定する。
- イダイジェスト認証では,利用者IDとパスワードを“:”で連結したものを,SHAを使ってエンコードしAuthorizationヘッダで指定する。
- ウベーシック認証では,利用者IDとパスワードを“:”で連結したものを,BASE64でエンコードしAuthorizationヘッダで指定する。
- エベーシック認証では,利用者IDとパスワードを“:”で連結したものを,エンコードせずにAuthorizationヘッダで指定する。
解き方のヒントを見る
ネットワーク用語を整理する視点
ネットワーク分野の用語を選択肢と照らすときは、名称の印象だけで決めず、対象範囲・役割・前提条件・関連する機能を分けて確認し、説明の粒度と整合性を落ち着いて比べましょう。
この問題で問われていること
今回の確認では、各用語の説明が示す対象と役割の対応関係にだけ注目し、似た表現の違い、適用される場面、説明に含まれる前提が一貫しているかを順に丁寧に見比べてください。
視点
用語を理解するときは、まず何を対象にしている概念かを整理し、次にどの役割を担うものか、どの条件や場面で使われる説明かを切り分けます。表現の一部だけで判断せず、説明全体の関係性を確認しましょう。
確認ポイント
- 説明の対象範囲が用語の役割と対応しているか
- 利用される場面や前提条件が説明内で一貫しているか
- 似た用語との違いが機能や責務の観点で整理されているか
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
正しいのはウ。ベーシック認証では、利用者IDとパスワードをコロンで連結し、その文字列をBASE64でエンコードしてAuthorizationヘッダに指定する。
理由
ベーシック認証では、利用者IDとパスワードを“:”で連結した文字列をBASE64でエンコードし、Authorizationヘッダで送信する。この処理が設問のクライアント側処理に一致する。
比較
ダイジェスト認証は、チャレンジなどの情報を用いて応答値を計算する方式であり、単純に利用者IDとパスワードの連結結果をハッシュ化して指定する説明ではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。ダイジェスト認証について、利用者IDとパスワードを連結したものをMD5で処理してAuthorizationヘッダに指定するとしている。しかし、ダイジェスト認証はチャレンジなどを含む応答計算を行うため、この単純な処理の説明は適切ではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。ダイジェスト認証について、利用者IDとパスワードを連結したものをSHAで処理してAuthorizationヘッダに指定するとしている。認証方式の処理を単純な連結とハッシュ化だけで表しており、ダイジェスト認証の手順と一致しない。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。ベーシック認証では、利用者IDとパスワードを“:”で連結し、その文字列をBASE64でエンコードしてAuthorizationヘッダに指定する。この方式におけるクライアント側の資格情報処理を正しく説明している。
選択肢エ
これは不正解だよ。ベーシック認証の対象となる利用者IDとパスワードを連結する点は同じだが、エンコードせずにAuthorizationヘッダへ指定するとしている。ベーシック認証ではBASE64によるエンコードが必要である。
学習のポイント
ベーシック認証とダイジェスト認証における資格情報の扱いを比較する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成24年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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