NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
平成24年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問11
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アARP
- イIGMP
- ウLDAP
- エRIP
解き方のヒントを見る
ネットワーク用語を比べる視点
用語の名称だけで判断せず、説明が示す対象・役割・利用場面に注目し、設問の条件と各記述が同じ観点で対応しているか整理して確認します。
この問題で問われていること
一つの用語が何を対象とし、どの役割を担うものとして説明されているかに絞り、周辺概念との違いを文脈の中で確かめてください。
視点
用語を見たら、まず対象となるものと果たす役割を切り分けます。そのうえで、説明に含まれる条件や利用場面が、その用語の範囲と自然に対応しているかを確認します。
確認ポイント
- 説明が対象と役割のどちらを述べているか確認する
- 設問中の条件が用語の適用範囲と合っているか確認する
- 似た用語との違いを名称ではなく役割の観点で整理する
正解と解説を見る
正解
イ
解説
マルチキャストグループへの参加・離脱通知と、ルータによる参加ホストの確認には、グループメンバーを管理する専用のプロトコルが用いられる。
理由
IGMPは、IPv4ネットワークでホストがマルチキャストグループへの参加や離脱を通知し、ルータがそのネットワークに受信ホストが存在するかを確認するためのプロトコルです。
比較
ARPはIPアドレスからMACアドレスを求めるために使われ、LDAPはディレクトリ情報を検索・管理する。RIPはルータ間で経路情報を交換するプロトコルであり、マルチキャストグループの参加者管理を目的としない。
選択肢ア
これは不正解だよ。ARPは、同一ネットワーク内でIPv4アドレスに対応するMACアドレスを調べるためのプロトコルである。マルチキャストグループへの参加・離脱通知や、ルータによる参加ホストの有無の確認を担当するものではない。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。IGMPは、IPv4においてホストがマルチキャストグループへの参加や離脱を通知し、ルータがそのネットワークにグループ参加ホストがいるかを確認するために使用されるプロトコルである。
選択肢ウ
これは不正解だよ。LDAPは、ユーザーや組織などの情報を階層的に管理するディレクトリサービスへアクセスするためのプロトコルである。マルチキャストグループの参加状態をホストとルータの間で管理する用途ではない。
選択肢エ
これは不正解だよ。RIPは、ルータ同士がネットワークへの経路情報を交換し、到達先までの経路を決定するためのルーティングプロトコルである。マルチキャストグループへの参加・離脱通知を扱うプロトコルではない。
学習のポイント
マルチキャスト制御と、他のネットワーク管理プロトコルの役割を区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成24年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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