NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
平成24年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問9
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アゾーン内の登録データの開始マークである。
- イドメイン名とメールサーバの対応を示すものである。
- ウホスト名からIPアドレスへの対応を示すものである。
- エホスト名に別名を付けるためのものである。
解き方のヒントを見る
用語説明を照合する確認視点
ネットワーク分野の択一問題では、用語そのものの印象だけで判断せず、説明が示す対象、役割、利用される場面、関係する範囲の対応を落ち着いて照合し、定義と説明のずれを見つけます。
この問題で問われていること
今回の確認点は、各説明が対象とする範囲と役割を用語の意味に照らして整合しているかです。似た概念との違いを急いで決めず、機能の境界や説明の前提が一致しているかに注目します。
視点
用語を見たら、まず何を対象にし、どの場面で、どの役割を担う概念なのかを分けて捉えます。そのうえで説明の主語と機能の範囲を対応づけ、周辺概念との境界が混同されていないかを確認します。
確認ポイント
- 説明の対象と用語の対象範囲が対応しているか確認する
- 記述された役割と利用場面の前提が自然につながるか確認する
- 似た概念と混同しやすい機能の境界を確認する
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
DNSのAレコードは、ホスト名やドメイン名をIPv4アドレスへ対応付けるためのレコードです。ゾーン開始、メールサーバ、別名を示す用途とは異なる。
理由
Aレコードは、DNSで管理されるホスト名などに対してIPv4アドレスを登録する。名前解決の問い合わせでこの情報が返されることで、通信相手のIPv4アドレスを得られる。したがって、ホスト名からIPアドレスへの対応を示すという説明が適切です。
比較
SOAレコードはゾーンの管理情報、MXレコードはメール配送先、CNAMEレコードは別名と正規名の対応を示します。これらはAレコードとは登録する情報の種類が異なるため、選択肢の用途を見分ける際には対応先に注目する。
選択肢ア
これは不正解だよ。ゾーン内の登録データの開始や管理に関する情報は、Aレコードの役割ではない。Aレコードはホスト名などとIPv4アドレスを対応付けるレコードであり、ゾーンの開始マークを表すものではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。ドメイン名とメールサーバの対応を示すのは、メール配送先を指定するMXレコードの役割である。Aレコードはメールサーバを特定する用途ではなく、名前をIPv4アドレスに対応付けるために用いられる。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。Aレコードは、ホスト名などの名前からIPv4アドレスへの対応を示すDNSレコードである。利用者がホスト名を指定して通信するとき、名前解決によって接続先のIPv4アドレスを得るために使われる。
選択肢エ
これは不正解だよ。ホスト名に別名を付け、正規の名前へ対応付けるのはCNAMEレコードの役割である。Aレコードは別名の登録を目的とせず、名前に対してIPv4アドレスを登録するためのレコードである。
学習のポイント
DNSの主要レコードについて、名前と対応先の種類を整理して覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成24年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問9(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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