NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ

平成23年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問7

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

磁気ディスク装置や磁気テープ装置などのストレージ(補助記憶装置)を,通常のLANとは別の高速な専用ネットワークで構成する方式はどれか。

選択肢

  1. ア
    DAFS
  2. イ
    DAS
  3. ウ
    NAS
  4. エ
    SAN
解き方のヒントを見る

ネットワーク用語の役割を整理する

選択肢を読むときは、用語が示す対象と担う役割に注目し、似た表現でも適用される範囲や前提が異ならないかを落ち着いて照らし合わせ、定義だけでなく関係性も確認します。

この問題で問われていること

各用語の名称を暗記した印象で判断せず、説明文が示す対象・役割・利用場面の対応関係を一つずつ確認することに集中しましょう。特に説明の主語と範囲を読み違えないようにします。

視点

ネットワーク分野の用語は、対象、役割、関係する範囲、利用される場面を分けて整理すると比較しやすくなります。説明中の主語と修飾語を確認し、用語そのものの印象ではなく、記述された役割との対応を見ます。

確認ポイント

  • 説明の主語が何を指しているかを確認する
  • 用語の役割と適用範囲を分けて整理する
  • 似た表現の前提や利用場面の違いを確認する
正解と解説を見る

正解

エ

解説

磁気ディスク装置や磁気テープ装置などのストレージを、通常のLANとは別に設けた高速な専用ネットワークへ接続する方式はSANです。SANはストレージ専用のネットワークを構成し、複数のサーバから利用できる。

理由

SANはStorage Area Networkの略で、サーバとストレージの間に専用の高速ネットワークを構築する方式です。問題文の「通常のLANとは別」「高速」「専用ネットワーク」という条件に一致する。

比較

DASはストレージをサーバへ直接接続する方式、NASは通常のネットワーク上でファイル単位の共有を行う方式です。DAFSはファイルアクセスに関するプロトコルであり、専用ストレージネットワークそのものを指す方式ではありません。

選択肢ア

これは不正解だよ。DAFSはDirect Access File Systemの略で、ネットワーク越しにファイルへ直接アクセスするための仕組みに関係する用語である。ストレージを通常のLANとは別の高速な専用ネットワークで構成する方式名ではないため、問題文の条件に合わない。

選択肢イ

これは不正解だよ。DASはDirect Attached Storageの略で、磁気ディスクなどのストレージをサーバへ直接接続する方式である。専用ネットワークを介して接続する構成ではなく、問題文が示す通常のLANと分離された高速ネットワークという条件とは異なる。

選択肢ウ

これは不正解だよ。NASはNetwork Attached Storageの略で、ネットワークに接続したストレージをファイル単位で共有する方式である。一般に既存のLANを利用してアクセスするため、通常のLANとは別に設けたストレージ専用ネットワークを表す用語ではない。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。SANはStorage Area Networkの略で、サーバと磁気ディスク装置や磁気テープ装置などを、通常のLANとは別の高速な専用ネットワークで接続する方式である。問題文のストレージ専用ネットワークという条件に一致する。

学習のポイント

DAS・NAS・SAN・DAFSの役割と接続形態の違いを整理する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成23年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問7(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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