NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ

平成23年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問4

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

日本国内での無線通信で,割り当てられた周波数帯が重複しているものはどれか。

選択肢

  1. ア
    BluetoothとGPS
  2. イ
    BluetoothとIEEE 802.11無線LAN
  3. ウ
    GPSと第3世代携帯電話
  4. エ
    IEEE 802.11無線LANと第3世代携帯電話
解き方のヒントを見る

ネットワーク用語を比較する視点

ネットワーク分野の択一問題では、各選択肢を暗記だけで判断せず、用語が示す対象・役割・適用範囲をそろえて比較し、説明の前提と表現の一致度を確認しましょう。似た語の違いにも注目します。

この問題で問われていること

今回の確認点は、用語の定義そのものよりも、その説明がどの対象を扱い、どの場面で成り立つものとして述べられているかを整理することです。主語と範囲をそろえて見比べます。

視点

用語を比較するときは、対象、役割、利用される場面、前提条件の四つを同じ粒度で整理します。説明の主語や範囲が途中で変わっていないかにも注意しましょう。

確認ポイント

  • 説明の対象と主語が一貫しているか
  • 用語の役割と適用される場面を区別できるか
  • 前提条件や範囲が説明に含まれているか
正解と解説を見る

正解

イ

解説

BluetoothとIEEE 802.11無線LANは、いずれも2.4GHz帯を利用する無線通信方式であり、割り当てられた周波数帯が重複する。GPSや第3世代携帯電話は、この組合せには該当しない。

理由

Bluetoothは2.4GHz帯を利用し、IEEE 802.11無線LANにも2.4GHz帯を利用する規格がある。そのため、両者の割り当て周波数帯は重複している。

比較

GPSは衛星からの測位信号に用いる周波数帯を使用し、第3世代携帯電話は携帯電話用に割り当てられた周波数帯を使用する。これらはBluetoothとIEEE 802.11無線LANの重複とは異なる。

選択肢ア

これは不正解だよ。Bluetoothは2.4GHz帯を利用する一方、GPSは衛星測位用の別の周波数帯を利用する。両者の周波数帯は重複しないため、この組合せは設問の条件に該当しない。

選択肢イ(正解)

これは正解だよ。Bluetoothは2.4GHz帯を利用し、IEEE 802.11無線LANにも2.4GHz帯を利用する方式がある。したがって、両者には割り当てられた周波数帯の重複がある。

選択肢ウ

これは不正解だよ。GPSは衛星測位用の周波数帯を使い、第3世代携帯電話は携帯電話用に割り当てられた周波数帯を使う。用途だけでなく周波数帯も異なり、重複する組合せではない。

選択肢エ

これは不正解だよ。IEEE 802.11無線LANには2.4GHz帯を利用する方式があるが、第3世代携帯電話は携帯電話用の別の周波数帯を利用する。この二つの割り当て周波数帯は重複しない。

学習のポイント

無線通信方式を比較するときは、用途ではなく使用周波数帯を確認する。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成23年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問4(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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