NWネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ
平成21年度秋期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問21
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アDHCP
- イWebシングルサインオン
- ウ認証VLAN
- エパーソナルファイアウォール
解き方のヒントを見る
接続許可を考える視点
接続を許可する仕組みを検討するときは、誰を識別し、どの情報を根拠に判断し、許可後に何を制御するのかを分けて整理すると、方式の違いを落ち着いて比較できます。
この問題で問われていること
一つの観点として、許可の判断材料と、その判断が適用される範囲に注目してください。識別・条件判定・利用中の制御を混同せず、設問の表現と対応づけて考えます。
視点
接続許可の整理では、判断の主体、参照する情報、適用される対象や時点を切り分けます。名称の印象だけで決めず、設問中の条件がどの段階を説明しているかを確認しましょう。
確認ポイント
- 許可を判断する際に、何を識別または参照しているか確認する。
- その判断が、接続前・接続時・接続後のどの場面に関係するか整理する。
- 対象範囲や適用条件が、設問の記述と矛盾していないか見直す。
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
レイヤ2スイッチや無線LANアクセスポイントで接続を許可する仕組みは、認証結果に応じて端末をネットワークへ参加させる認証VLANです。
理由
認証VLANは、接続してきた端末や利用者を認証し、その結果に応じてVLANへの参加やネットワーク接続を制御する仕組みです。したがって、レイヤ2スイッチや無線LANアクセスポイントで接続を許可する用途に該当します。
比較
DHCPはIPアドレスなどのネットワーク設定を配布し、Webシングルサインオンは複数のWebサービスへの利用者認証をまとめます。パーソナルファイアウォールは端末上の通信を制御する防御機能であり、いずれも設問の接続許可の仕組みとは異なります。
選択肢ア
これは不正解だよ。DHCPは、端末にIPアドレスやデフォルトゲートウェイなどのネットワーク設定を自動的に割り当てる仕組みです。設定情報を配布する機能であり、レイヤ2スイッチや無線LANアクセスポイントが認証結果に基づいて接続を許可する仕組みではありません。
選択肢イ
これは不正解だよ。Webシングルサインオンは、利用者が一度認証すると、連携した複数のWebサービスを利用できるようにする仕組みです。対象は主にWebサービスの利用者認証であり、レイヤ2スイッチや無線LANアクセスポイントへの接続許可を制御するものではありません。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。認証VLANは、端末や利用者の認証結果に応じて、接続先のVLANやネットワーク利用を制御する仕組みです。レイヤ2スイッチや無線LANアクセスポイントで、認証された端末の接続を許可する用途に適しています。
選択肢エ
これは不正解だよ。パーソナルファイアウォールは、PCなどの端末上で通信を監視し、設定に応じて通信を許可または遮断する機能です。端末内部の通信制御が目的であり、レイヤ2スイッチや無線LANアクセスポイントで接続参加を許可する仕組みではありません。
学習のポイント
ネットワーク接続制御と、アドレス配布・Web認証・端末防御の役割を区別して覚えましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 ネットワークスペシャリスト試験 午前Ⅱ 問21(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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