DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ
令和7年度秋期 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問11
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- アCASCADE
- イINTERSECT
- ウRESTRICT
- エUNIQUE
解き方のヒントを見る
削除操作の影響範囲を整理する
関連するデータ同士の結び付きに注目し、ある操作を起点に周囲のデータへどのような影響が及ぶかを整理しましょう。用語の印象だけで判断せず、処理の対象と順序を切り分けて考えることが大切です。
この問題で問われていること
確認する観点を、親側のデータを削除したときに、関連付けられたデータとの整合性をどの時点でどのように確認するか、という一点に絞りましょう。影響の有無と範囲を丁寧に見比べます。
視点
データ間の関係を保つため、操作の起点、影響を受ける範囲、整合性を確認するタイミングを順に整理します。個別の方式名や結果を暗記するより、関係と処理の流れを図にして捉えると考えやすくなります。
確認ポイント
- 削除の起点となるデータと、関連付けられたデータを区別できているか。
- 操作後に確認すべき整合性の対象と、影響の及ぶ範囲を整理できているか。
- 処理の順序や確認されるタイミングを、問題の記述に沿って追えているか。
正解と解説を見る
正解
ア
解説
注文表の注文番号を参照している注文明細表の行を、注文表の行削除に連動して自動削除するには、参照アクションとしてCASCADEを指定する。
理由
注文表は注文番号を主キーとして持ち、注文明細表の注文番号がその外部キーになっている。したがって、注文表の親行を削除した際に、その注文番号を参照する注文明細表の子行も自動的に削除する動作を指定する。
比較
CASCADEは親表の削除や更新を参照元へ連動させる指定です。INTERSECTは問合せ結果の共通部分、RESTRICTは参照中の親行の削除を制限する指定、UNIQUEは値の重複を禁止する制約であり、本問の要求には合わない。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。CASCADEは、参照先である注文表の行が削除されたとき、その行を外部キーで参照している注文明細表の対応行も連動して削除する指定である。本問の「自動的に削除される」という要求に一致する。
選択肢イ
これは不正解だよ。INTERSECTは、二つのSELECT文による問合せ結果の共通部分を求める集合演算子であり、外部キー参照先の行を削除したときの連動動作を指定するON DELETEの語句ではない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。RESTRICTは、参照元の行が存在する場合に、参照先の親行を削除できないよう制限する動作である。対応する注文明細表の行を自動削除したいという本問の条件とは反対の扱いになる。
選択肢エ
これは不正解だよ。UNIQUEは、指定した列の値が表の中で重複しないことを保証する制約である。親表の削除に応じて外部キーを持つ子表の行を削除する参照アクションを表す語句ではない。
学習のポイント
外部キーとON DELETEの参照アクションの関係を理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度秋期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針