DBデータベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ
平成22年度春期 データベーススペシャリスト 午前Ⅱ 問1
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア組
- イ属性
- ウドメイン
- エ列
解き方のヒントを見る
構成要素を整理する考え方
関係データベースを考えるときは、用語を個別に暗記するより、情報をどの単位で表し、どのような役割分担で管理するのかを整理すると、各選択肢の違いを落ち着いて比較できます。
この問題で問われていること
一つの観点として、各要素が全体の中でどの役割を担うものとして説明されているのかを、問題文の表現に沿って丁寧に確認しましょう。
視点
構成を整理する際は、個々の用語だけで判断せず、それぞれが全体の中で果たす役割と、他の要素との関係に注目して見比べます。
確認ポイント
- 各説明が全体の中でどの役割を述べているか確認する。
- 対象と役割の対応関係が一貫しているか見直す。
- 全体の構成を関係図として捉えたとき、説明の位置付けが自然か確認する。
正解と解説を見る
正解
ア
解説
関係Rでは、属性Aと属性Bの値を対応付けた一つの要素が、(a₁,b₁)のような形で表されている。このような関係の要素は組と呼ばれるため、正答はアです。
理由
図では、属性Aの値a₁と属性Bの値b₁を結ぶ線が、(a₁,b₁)という一つの関係要素を表している。関係モデルにおいて、このように属性値を組み合わせた関係の要素は組と呼ばれる。
比較
属性は関係を構成する項目、定義域は属性が取り得る値の集合を指します。一方、列は表の縦方向の項目を表す用語であり、図の線によって示された一つの対応そのものを表す語ではありません。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。図の線は、属性Aの値a₁と属性Bの値b₁を対応付けた(a₁,b₁)という関係Rの一要素を表している。関係モデルでは、属性値を組み合わせたこのような一つの要素を組と呼ぶため、選択肢アが設問の説明に一致する。
選択肢イ
これは不正解だよ。属性は、関係を構成する項目や列に相当し、図ではAやBが属性に当たる。a₁とb₁を結ぶ線は属性そのものではなく、それぞれの属性から選ばれた値を対応付けた関係Rの一要素を示している。
選択肢ウ
これは不正解だよ。ドメインは、属性が取り得る値の集合を指す。設問では属性Aの定義域が{a₁,a₂,a₃}、属性Bの定義域が{b₁,b₂}として示されているが、線が表すのは集合ではなく、二つの値の一つの対応である。
選択肢エ
これは不正解だよ。列は、表における属性やその値を縦方向に並べた構成単位を表す用語である。図の線は表の列全体を示しているのではなく、a₁とb₁を組み合わせた関係Rの一つの要素を表している。
学習のポイント
関係、属性、定義域、組、列の役割を図と対応付けて整理する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 データベーススペシャリスト試験 午前Ⅱ 問1(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針