AUシステム監査技術者試験 午前Ⅰ
平成31年度春期 システム監査技術者 午前Ⅰ 問10
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題


選択肢
- ア宛先IPアドレス:○,送信元IPアドレス:○,宛先ポート番号:(空欄),送信元ポート番号:(空欄)
- イ宛先IPアドレス:○,送信元IPアドレス:(空欄),宛先ポート番号:○,送信元ポート番号:(空欄)
- ウ宛先IPアドレス:(空欄),送信元IPアドレス:○,宛先ポート番号:(空欄),送信元ポート番号:○
- エ宛先IPアドレス:(空欄),送信元IPアドレス:(空欄),宛先ポート番号:○,送信元ポート番号:○
解き方のヒントを見る
TCP/IPのヘッダと通信の向き
ヘッダの読み方と、要求・応答を追跡するための基礎を整理しましょう。
この問題で問われていること
パケットの送信元・宛先と、端末内の通信を識別する情報は、それぞれどのヘッダで確認できるでしょうか。
TCP/IPのヘッダと通信の向き
パケットの送信元・宛先と、端末内の通信を識別する情報は、それぞれどのヘッダで確認できるでしょうか。
確認ポイント
- IPヘッダとTCPヘッダの構成図を調べ、アドレスとポート番号がどこに格納されるか確認できますか。
- 同じPCで複数の通信が進む場合、それらを区別する際に使われる情報の組合せを調べられますか。
- ルータを介さない要求・応答の例で、送信元と宛先の表記が通信の向きによってどう対応するか整理できますか。 PC―ルータ―Webサーバの経路を描き、応答パケットをルータの通過前と通過後で観測する位置を示せますか。
正解と解説を見る
正解
イ
解説
添付の公式解答PDFの問10に示された正答は「イ」。NAPTは,PCから外部へ送るパケットの送信元IPアドレスと送信元ポート番号を変換し,その対応を保持する。Webサーバからの応答では,変換後の情報が宛先側に入っているため,ルータは宛先IPアドレスと宛先ポート番号をPC側の元の情報へ逆変換する。送信元であるWebサーバのIPアドレスとポート番号はそのままです。選択肢の表は添付の公式問題ページに示されており,転記中の「(空欄)」は表の空欄を表します。
添付の公式解答PDFの問10に示された正答は「イ」。NAPTは,PCから外部へ送るパケットの送信元IPアドレスと送信元ポート番号を変換し,その対応を保持する。Webサーバからの応答では,変換後の情報が宛先側に入っているため,ルータは宛先IPアドレスと宛先ポート番号をPC側の元の情報へ逆変換する。送信元であるWebサーバのIPアドレスとポート番号はそのままです。選択肢の表は添付の公式問題ページに示されており,転記中の「(空欄)」は表の空欄を表します。
選択肢ア
誤り。応答パケットの送信元IPアドレスはWebサーバのIPアドレスであり,書き換えない。また,宛先ポート番号の逆変換が含まれていない。
選択肢イ(正解)
正しい。NAPTの変換情報に基づき,応答パケットの宛先IPアドレスをPCのプライベートIPアドレスに,宛先ポート番号をPC側の元のポート番号に書き換える。
選択肢ウ
誤り。送信元IPアドレスと送信元ポート番号はWebサーバを示す情報なので,応答パケットでは書き換えない。PCへ届けるために逆変換するのは宛先側の情報である。
選択肢エ
誤り。宛先ポート番号だけでなく,宛先IPアドレスもPCのプライベートIPアドレスに書き換える必要がある。Webサーバの送信元ポート番号は書き換えない。
学習のポイント
パケットの送信元・宛先と、端末内の通信を識別する情報は、それぞれどのヘッダで確認できるでしょうか。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成31年度春期 システム監査技術者試験 午前Ⅰ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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