AUシステム監査技術者試験 午前Ⅱ
平成28年度春期 システム監査技術者 午前Ⅱ 問4
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア打合せ → 情報収集 → 予備調査 → 報告書作成
- イ監査対象の明確化 → 本調査 → 監査手続書の作成 → 評価・報告
- ウ監査手続書の作成 → 実地調査 → フォローアップ → 報告書作成
- エ予備調査 → 本調査 → 評価・結論
解き方のヒントを見る
監査手順を整理する視点
監査手順を考えるときは、作業の順序そのものよりも、何を確かめるための行為なのかという目的との対応に注目しましょう。
この問題で問われていること
選択肢を読む際は、各手順が監査の目的や入手した証拠とどのようにつながるかという、一つの観点に絞って確認してください。
視点
手順を単独で評価せず、確認したい事項、得られる証拠、その証拠から判断できる範囲の関係を整理します。表現の細かな違いではなく、監査目的に対する役割の対応を軸に考えると、手順の位置づけを落ち着いて比較できます。
確認ポイント
- 手順が確認対象と結び付いているか
- 得られる証拠の性質を整理できるか
- 証拠から判断できる範囲を意識できるか
正解と解説を見る
正解
エ
解説
システム監査の手順は、予備調査で監査対象の状況を把握した後、本調査を実施し、その結果を評価して結論をまとめる流れです。したがって正しい組合せはエです。
理由
監査では、まず予備調査によって監査対象の概要や状況を把握し、その後に本調査を行う。本調査の結果を評価して結論をまとめるため、手順は「予備調査 → 本調査 → 評価・結論」となる。
比較
他の選択肢は、報告書作成やフォローアップの位置、監査手続書の作成時期などがこの設問の監査手順の流れと一致しない。特に、調査前に必要な準備と、調査後の評価・結論の順序が適切であるかを確認する。
選択肢ア
これは不正解だよ。打合せや情報収集を含めた表現になっているが、公式設問が問う監査手順としては、予備調査の後に本調査を行い、その結果を評価・結論へつなげる流れを示していない。報告書作成だけで終わる点も適切ではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。監査対象の明確化から本調査へ進む点は一部の準備を示すが、監査手続書の作成を本調査の後に置いている。調査の計画や手続に関する準備と、調査後の評価・報告の順序が公式の手順と合わない。
選択肢ウ
これは不正解だよ。監査手続書の作成を最初に置き、実地調査とフォローアップを経て報告書作成へ進む構成だが、設問で示される監査手順の段階とは一致しない。予備調査と本調査、評価・結論の流れも示されていない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。監査の準備段階である予備調査を行い、続いて本調査を実施し、その結果を評価して結論をまとめる順序になっている。監査手順の段階的な流れを簡潔かつ正しく表している。
学習のポイント
監査手順の段階と前後関係を、準備・調査・評価の流れで覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成28年度春期 システム監査技術者試験 午前Ⅱ 問4(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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