STITストラテジスト試験 午前Ⅰ
令和7年度春期 ITストラテジスト 午前Ⅰ 問17
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アスプリントプランニング
- イスプリントレビュー
- ウデイリースクラム
- エレトロスペクティブ
解き方のヒントを見る
イベントの目的を整理する視点
スクラムのイベントを考えるときは、名称や開催順だけで判断せず、チームが何を確認し、どのような協働や改善につなげる場なのかという目的の違いに注目し、説明全体の関係を整理します。
この問題で問われていること
一つの観点として、各イベントがチームの活動のどの段階に置かれ、参加者が何を共有・検討するための時間なのかを問題文の表現と照らし、目的との結び付きを確認してください。
視点
イベントを整理する際は、実施時期や参加者の違いを単独で覚えるのではなく、活動の進行を支える役割と、そこで扱う対象の関係を捉えます。
確認ポイント
- イベントの主な目的が、チームの活動のどの側面に関係するかを確認する。
- その場で扱う対象と、参加者が共有・検討する内容を区別する。
- 説明全体が、イベントの目的と役割の関係を一貫して示しているかを読み取る。
正解と解説を見る
正解
イ
解説
設問のイベントは、スプリントで完成した成果をステークホルダに提示し、プロダクトゴールへの進捗を確認するとともに、必要に応じて今後のスコープを調整するものです。これはスプリントレビューの役割に一致する。
理由
スプリントレビューでは、スプリントで得られた成果をステークホルダに提示し、プロダクトゴールに対する進捗を確認する。その結果を踏まえて、プロダクトバックログや今後のスコープを必要に応じて見直すため、設問の説明に該当する。
比較
スプリントプランニングはスプリントの目標や作業計画を決める場、デイリースクラムは日々の進捗と計画を調整する場です。レトロスペクティブはチームの進め方や協働方法を振り返って改善する場であり、ステークホルダへの成果提示を主目的としない。
選択肢ア
これは不正解だよ。スプリントプランニングは、これから始めるスプリントについて、達成したい目標や取り組む作業を計画するイベントである。作業結果をステークホルダに提示してプロダクトゴールへの進捗を確認し、必要に応じてスコープを調整するという設問の中心的な目的とは異なる。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。スプリントレビューは、スプリントで完成した成果をステークホルダにプレゼンテーションし、プロダクトゴールに対する進捗を確認するイベントである。参加者との話合いを通じて、状況の変化やフィードバックを反映し、必要に応じて今後のスコープを調整する。
選択肢ウ
これは不正解だよ。デイリースクラムは、開発者が短時間で進捗や今後の作業を確認し、スプリントゴールに向けた計画を調整するイベントである。ステークホルダに作業結果をプレゼンテーションし、プロダクト全体の進捗やスコープを話し合う場ではない。
選択肢エ
これは不正解だよ。レトロスペクティブは、スプリントの進め方やチーム内の協働、使用したプロセスなどを振り返り、品質と有効性を高めるための改善策を検討するイベントである。成果をステークホルダに提示してプロダクトのスコープを調整する目的とは異なる。
学習のポイント
スクラムイベントは、目的と参加者の違いで区別すると理解しやすい。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度春期 ITストラテジスト試験 午前Ⅰ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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