STITストラテジスト試験 午前Ⅰ
令和元年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅰ 問16
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アインスペクション
- イウォークスルー
- ウパスアラウンド
- エペアプログラミング
解き方のヒントを見る
レビュー技法を整理する視点
レビュー技法を比べるときは、名称や印象だけで判断せず、目的、参加者、進め方、成果物などの観点を同じ順序で確認し、問題文の記述がどの観点を示しているかを丁寧に照合しましょう。
この問題で問われていること
今回の確認では、各記述が示すレビューの目的と実施条件の対応関係に注目し、細かな用語の記憶よりも、誰が何を確かめる場面なのかを文章全体から読み取ることに集中しましょう。
視点
技法を整理する際は、まず比較する軸を一つずつ分けて考えます。目的や関与の仕方、記録の扱いなどを混同せず、記述がどの軸について述べているかを確認すると、理解を整理しやすくなります。
確認ポイント
- 記述の中心となる目的を一文で捉える
- 参加者や進行に関する条件がどこに現れるか確認する
- 結論を急がず、複数の観点を同じ基準で照合する
正解と解説を見る
正解
ア
解説
インスペクションは、成果物の作成者以外の参加者がモデレータとしてレビューを主導し、欠陥や指摘事項を公式に記録・分析する、形式性の高いレビュー技法です。
理由
インスペクションでは、作業成果物の作成者ではない参加者がモデレータを務め、レビューを計画的に進行します。指摘事項などを公式に記録し、その結果を分析する点が特徴です。
比較
ウォークスルーは作成者が説明を主導することが多く、パスアラウンドは回覧による確認が中心です。ペアプログラミングは二人で設計や実装を行う協働方法で、設問のレビュー技法とは異なります。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。インスペクションは、成果物の作成者以外の参加者がモデレータとなってレビューを主導する、形式性の高いレビュー技法です。指摘事項などを公式に記録し、結果を分析することも特徴であり、設問の条件に一致します。
選択肢イ
これは不正解だよ。ウォークスルーは、一般に成果物の作成者が内容を説明し、参加者から意見や指摘を受ける形式のレビューです。設問が示す、作成者以外のモデレータによる主導や、公式な記録・分析を特徴とする技法とは異なります。
選択肢ウ
これは不正解だよ。パスアラウンドは、成果物を参加者に順番に回覧し、それぞれが確認やコメントを行うレビュー方法です。モデレータがレビューを主導し、公式な記録と分析を行うという設問の特徴を表す技法ではありません。
選択肢エ
これは不正解だよ。ペアプログラミングは、二人の開発者が一つの作業を共同で進め、設計や実装を相互に確認する開発手法です。レビューを正式に運営し、記録や分析を行うインスペクションとは目的と進め方が異なります。
学習のポイント
レビュー技法ごとの進行役、形式性、記録方法の違いを整理して覚えましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和元年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅰ 問16(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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