STITストラテジスト試験 午前Ⅰ
平成22年度秋期 ITストラテジスト 午前Ⅰ 問7
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア複数のライセンスが設定されているので,利用者はすべてのライセンスに同意する。
- イ複数のライセンスが設定されているので,利用者はそのうちの一つのライセンスを選択して同意する。
- ウ複数のライセンスが設定されているので,利用者はそのうちの二つのライセンスを選択して同意する。
- エ複数のライセンスを組み合わせた一つのライセンスが設定されているので,利用者はそのライセンスに同意する。
解き方のヒントを見る
利用条件を比較する視点整理
各選択肢の表現をそのまま評価せず、誰がどの目的で使うのか、どの範囲の利用を想定しているのかを分けて読み、条件同士の対応関係を丁寧に順序立てて整理してみましょう。
この問題で問われていること
確認する観点を「利用者・利用目的・利用範囲の対応」に一つだけ絞り、提示された条件がどの前提に結び付いているかを、用語の印象ではなく文脈から慎重に照合しましょう。
視点
利用条件を読むときは、個々の語句の知名度や印象で判断せず、利用主体、目的、許諾される範囲を別々の要素として整理し、それらの関係を確認します。
確認ポイント
- 条件がどの利用者を対象にしているか
- 想定される利用目的や場面は何か
- 利用範囲と制約が同じ前提で説明されているか
正解と解説を見る
正解
イ
解説
デュアルライセンスでは、同じソフトウェアに複数のライセンス方式が用意され、利用者は自分の利用目的に合う一つのライセンスを選択して、その条件に同意します。
理由
デュアルライセンスとは、例えば無償利用向けと商用利用向けのように、複数の異なるライセンス条件から利用者が一つを選べる仕組みです。選択したライセンスの条件に同意して利用します。
比較
したがって、全てのライセンスや二つのライセンスに同意する必要はありません。また、複数のライセンスを組み合わせて一つの新しいライセンスにする仕組みでもありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。デュアルライセンスでは、提示された複数のライセンスをすべて同時に受け入れるのではなく、利用者が用途に適した条件を選択します。全てのライセンスへの同意を求める説明は、制度の利用方法と異なります。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。デュアルライセンスは、同じソフトウェアに複数の利用条件を示し、利用者がその中から自分の目的に合う一つを選んで同意する方式です。同意の対象は、選択したライセンスの条件になります。
選択肢ウ
これは不正解だよ。複数のライセンスが設定されていても、利用者が二つを選択して同意する必要はありません。デュアルライセンスでは、提示された条件の中から利用目的に合う一つを選び、そのライセンスに従って利用します。
選択肢エ
これは不正解だよ。デュアルライセンスは、複数のライセンスを組み合わせて一つのライセンスを作る仕組みではありません。あらかじめ用意された複数のライセンスから、利用者が適用する条件を選択して同意します。
学習のポイント
複数のライセンスは同時に全て受け入れるものではなく、利用条件の選択肢として理解します。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度秋期 ITストラテジスト試験 午前Ⅰ 問7(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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