SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅰ
令和7年度春期 ITサービスマネージャ 午前Ⅰ 問15
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- アA
- イB
- ウC
- エD
解き方のヒントを見る
説明の対象範囲をそろえて考える
位置関係を考える前に、扱われている対象の範囲をそろえて整理しましょう。同じ名称でも、どこまでを一つの対象として捉えているかに注意し、与えられた情報の中でその範囲を確認することが出発点です。
この問題で問われていること
この分野では、名称から連想した内容と、実際に検討する対象の範囲を分けて意識することが大切です。位置関係を判断する際も、対象に含める部分を自分で広げたり狭めたりしていないかを確認しましょう。
視点
まず、何を一つの検討対象としているかを短い言葉で整理します。その整理が与えられた条件を超えていないかを確かめ、考える途中でも同じ範囲を保ちましょう。
確認ポイント
- 何を一つの検討対象として捉えているか
- 名称からの連想で対象の範囲を広げていないか
- 考える途中で対象の範囲が変わっていないか
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
正解はウの図Cです。TLSはTCPの上で動作し、IPsecはネットワーク層、L2TPはデータリンク層に対応するため、上位からTLS、IPsec、L2TPの順になります。
相対的な位置関係
TLSはTCPの上で通信を保護するプロトコルです。IPsecはIPパケットを保護する仕組みで、ネットワーク層に位置します。L2TPはデータリンク層のフレームをトンネルで運ぶプロトコルです。この設問での相対的な位置は、上位からTLS、IPsec、L2TPとなり、図Cに一致します。
図の並びの比較
図Aは上からIPsec、L2TP、TLSで、TLSが最下段になっています。図BはIPsec、TLS、L2TPで、IPsecとTLSの上下が逆です。図DはTLS、L2TP、IPsecで、L2TPとIPsecの上下が逆です。図Cだけが三つのプロトコルの相対的な位置関係に一致します。
選択肢ア
これは不正解だよ。図Aは、上からIPsec、L2TP、TLSの順に並んでいます。TLSはTCPの上で動作するため、IPsecやL2TPより上位に位置します。図AではTLSが最下段にあり、この上下関係と一致しません。
選択肢イ
これは不正解だよ。図Bは、上からIPsec、TLS、L2TPの順に並んでいます。L2TPが最下段にある点は適切ですが、IPsecとTLSの上下関係が逆です。IPsecはネットワーク層に位置し、TCPの上で動作するTLSより下位になります。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。図Cは、上からTLS、IPsec、L2TPの順に並んでいます。TLSはTCPの上で動作し、IPsecはネットワーク層、L2TPはデータリンク層に対応する位置にあります。したがって、図の上位から下位への並びが三つのプロトコルの相対的な位置関係と一致します。
選択肢エ
これは不正解だよ。図Dは、上からTLS、L2TP、IPsecの順に並んでいます。TLSが最上段にある点は適切ですが、L2TPとIPsecの上下関係が逆です。L2TPはデータリンク層に対応し、ネットワーク層のIPsecより下位に位置します。
学習のポイント
VPNで使われる各プロトコルについて、OSI基本参照モデル上の相対的な位置を整理しましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅰ 問15(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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