SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅰ
令和4年度春期 ITサービスマネージャ 午前Ⅰ 問28
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア医療機関のカルテ情報
- イ企業の顧客情報
- ウ企業の財務情報
- エ自治体の住民情報
解き方のヒントを見る
対象範囲を見極める基本の視点
この問題では、用語の細かな定義を暗記するより、何を記録・説明するための仕組みなのかという目的と、対象に含める情報の境界を切り分けて考えることが大切です。
この問題で問われていること
選択肢を読むときは、情報そのものの性質ではなく、仕組みが扱う対象として想定されている範囲に照らし、説明の中心となる観点が一貫しているかを確認してください。
視点
対象範囲を考えるときは、まず仕組みの目的を押さえ、その目的に直接関係する情報と、周辺的に見える情報を同じ基準で比較します。個別の語句の印象だけで判断せず、対象を定める境界がどこに置かれているかを意識しましょう。
確認ポイント
- 仕組みの目的と、対象範囲を定める基準が同じ方向を向いているか確認する。
- 選択肢が対象の範囲そのものを述べているのか、別の観点を述べているのかを区別する。
- 一部の語句の印象ではなく、説明全体の境界設定が一貫しているかを確認する。
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
XBRLは、企業が作成する財務諸表などの情報を標準化し、電子的に交換・分析しやすくするための言語です。したがって、主要な取扱い対象は企業の財務情報です。
理由
XBRLは、企業の財務諸表や決算情報などを、共通の形式で記述するために用いられます。これにより、財務情報の作成、交換、比較、分析を効率化できます。
比較
カルテ情報、企業の顧客情報、自治体の住民情報は、それぞれ別の業務領域に属する個別情報です。設問で問われるXBRLの主要な取扱い対象である企業の財務情報とは異なります。
選択肢ア
これは不正解だよ。医療機関のカルテ情報は、患者の診療内容や医療記録に関する情報です。XBRLが主要な対象として扱う、企業の財務諸表や決算情報などの標準化された開示情報には該当しません。
選択肢イ
これは不正解だよ。企業の顧客情報は、顧客の属性や契約、購買履歴など、営業や顧客管理に用いる情報です。XBRLの主要な対象である、企業の財務諸表などの財務情報とは種類が異なります。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。XBRLは、企業の財務諸表や決算情報などを、コンピュータで処理しやすい共通形式で記述するための標準的な仕組みです。財務情報の交換、比較、分析に活用されます。
選択肢エ
これは不正解だよ。自治体の住民情報は、住民登録や行政サービスなどに関する情報です。XBRLで主要な取扱い対象とされる、企業の財務諸表や決算情報などの財務情報には当たりません。
学習のポイント
XBRLの対象分野と、財務情報を標準化する目的を理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和4年度春期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅰ 問28(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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