SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅰ

平成30年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅰ 問10

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

データベースシステムにおいて,二つのプログラムが同一データへのアクセス要求を行うとき,後続プログラムのアクセス要求に対する並行実行の可否の組合せのうち,適切なものはどれか。ここで,表中の○は二つのプログラムが並行して実行されることを表し,×は先行プログラムの実行終了まで後続プログラムは待たされることを表す。
公式問題冊子の問10(図や選択肢を含む)
公式問題冊子の問10(図や選択肢を含む)

選択肢

  1. ア
    添付公式問題ページの「ア」の表を参照。
  2. イ
    添付公式問題ページの「イ」の表を参照。
  3. ウ
    添付公式問題ページの「ウ」の表を参照。
  4. エ
    添付公式問題ページの「エ」の表を参照。
解き方のヒントを見る

トランザクションとロック管理

データへの操作種別と、トランザクションの実行経過を整理できますか。

この問題で問われていること

読取り・更新に対応するSQL文やロック管理の用語を調べ、アクセス要求の時点と処理終了の時点を区別できますか。

トランザクションとロック管理

読取り・更新に対応するSQL文やロック管理の用語を調べ、アクセス要求の時点と処理終了の時点を区別できますか。

確認ポイント

  • SELECTとUPDATEを比較し、それぞれがデータに対して行う操作を確認できますか。
  • 共有ロック、排他ロック、ロック待ちという用語を調べられますか。
  • ロックの取得・保持・解放と、COMMITやROLLBACKとの関係を資料で確認できますか。 二つのプログラムの時間軸を描き、先行側の処理中に後続側の要求が到着する場面を整理できますか。
正解と解説を見る

正解

エ

解説

添付公式解答の午前Ⅰ試験「問10」の正解は「エ」。共有モードは,同じデータに対する他の共有モードのアクセスと両立する。一方,排他モードは共有モードとも排他モードとも両立しない。したがって,先行・後続がともに共有の場合だけ並行実行でき,それ以外は後続プログラムが待たされる。表では列が先行プログラム,行が後続プログラムのアクセスモードを表します。

添付公式解答の午前Ⅰ試験「問10」の正解は「エ」。共有モードは,同じデータに対する他の共有モードのアクセスと両立する。一方,排他モードは共有モードとも排他モードとも両立しない。したがって,先行・後続がともに共有の場合だけ並行実行でき,それ以外は後続プログラムが待たされる。表では列が先行プログラム,行が後続プログラムのアクセスモードを表します。

選択肢ア

誤り。先行が共有・後続が排他の場合と,先行が排他・後続が共有の場合を○としている。排他モードは他のアクセスと両立しないため,どちらも×となる。

選択肢イ

誤り。先行が共有・後続が排他の場合を○としている。先行プログラムが共有モードでアクセスしている間,後続プログラムは排他モードでアクセスできないため,ここは×となる。

選択肢ウ

誤り。先行が排他・後続が共有の場合を○としている。先行プログラムが排他モードでアクセスしている間,後続プログラムは共有モードでもアクセスできないため,ここは×となる。

選択肢エ(正解)

正しい。共有モード同士だけが○で,どちらか一方でも排他モードの場合は×となっている。共有・排他モードの互換性に一致する。

学習のポイント

読取り・更新に対応するSQL文やロック管理の用語を調べ、アクセス要求の時点と処理終了の時点を区別できますか。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成30年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅰ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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