SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅰ
平成29年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅰ 問23
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アEA 参照モデル
- イTo-Be モデル
- ウザックマンモデル
- エデータモデル
解き方のヒントを見る
業務と情報の関係を見極める視点
業務上の目的と、それを支える情報システムの役割がどのようにつながるかに注目し、個別の機能ではなく全体の整合性を軸に整理してみましょう。
この問題で問われていること
業務の目指す状態と情報システムの位置づけが、同じ方向を向いているかを確認することに焦点を絞り、表面的な用語ではなく関係性を読み取りましょう。
視点
業務の目的、必要な情報、システムの役割を別々に捉えたうえで、それらが一貫した考え方で結び付いているかを整理します。
確認ポイント
- 業務が実現したい状態を確認する
- 情報がどの目的に結び付くかを見る
- 業務とシステムの関係に一貫性があるか確かめる
正解と解説を見る
正解
イ
解説
エンタープライズアーキテクチャでは、業務と情報システムの現状を整理した上で、将来実現したい理想の状態を定義する。その目標状態を表すのがTo-Beモデルです。
理由
To-Beモデルは、業務や情報システムについて、将来どのような姿を実現するかを表すモデルです。設問のいう「理想」は、現状の記述ではなく目標とする将来像を指すため、イが該当する。
比較
EA参照モデルは標準的な構成や分類を参照するためのモデルであり、ザックマンモデルはEAを整理する枠組みです。データモデルはデータの構造や関係を表すもので、業務と情報システム全体の理想像そのものではありません。
選択肢ア
これは不正解だよ。EA参照モデルは、業務や情報システムを設計・整理する際に参照できる標準的な構成や分類を示すモデルである。個別組織が将来実現したい業務と情報システムの理想状態を直接表す名称ではないため、設問の要求とは一致しない。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。To-Beモデルは、業務や情報システムについて、将来実現したい目標状態や理想の姿を表すモデルである。現状を表すモデルではなく、EAで目指すべき将来像を明確にするために用いられるので、設問の内容に合致する。
選択肢ウ
これは不正解だよ。ザックマンモデルは、企業の情報システムをデータ、機能、ネットワークなどの観点や立場で整理するためのEAフレームワークである。理想とする将来の業務・情報システムを表す個別のモデル名ではないため、正答にはならない。
選択肢エ
これは不正解だよ。データモデルは、業務で扱うデータの種類、属性、関係などを表現するモデルである。情報システムの一側面を記述するものではあるが、業務と情報システム全体について目指す理想の状態を表すモデルではないため、設問の答えとは異なる。
学習のポイント
As-IsとTo-Beの役割を対比し、参照モデルや各種構造モデルとの違いを理解する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅰ 問23(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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