SMITサービスマネージャ試験 午前Ⅰ
平成28年度秋期 ITサービスマネージャ 午前Ⅰ 問20
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア140
- イ150
- ウ161
- エ172
解き方のヒントを見る
進捗と残期間を整理する視点
進捗と残り期間を考えるときは、全体の作業量、現時点までの実績、今後も同じ条件で進められるかを分けて整理し、前提の違いが見積もりにどう影響するかを確認しましょう。
この問題で問われていること
与えられた情報を同じ基準にそろえ、経過した範囲と残っている範囲を対応づけて考えることに集中してください。変動要因を勝手に補わず、設問の前提を一つずつ確認します。
視点
進捗率と期間を結び付ける前に、何を一単位として進捗を測っているのか、その測定時点と今後の前提が一致しているかを整理します。数値の大小だけで判断せず、比較している対象と時間の範囲をそろえることが重要です。
確認ポイント
- 基準となる作業量と測定時点がそろっているか
- 過去の実績と今後の前提が同じ条件か
- 期間の範囲と進捗の範囲を対応させているか
正解と解説を見る
正解
イ
解説
完了済みのシステム要件定義から内部設計までの期間比は0.57なので、228日÷0.57=400日がモデル全体の期間です。プログラム開発は0.11×400=44日で、100本が未着手として残りは半分の22日。したがって、統合44日とテスト84日を加え、残りは22+44+84=150日となる。
理由
要件定義から内部設計までの期間比は0.25+0.21+0.11=0.57です。この228日が全体期間の57%に当たるため、全体期間は228日÷0.57=400日となる。各工程の期間は期間比に400日を掛けて求める。
比較
プログラム開発全体は0.11×400日=44日であり、200本中100本が完了しているため、残り100本の開発期間は22日と見積もる。その後のシステム結合は0.11×400日=44日、システムテストは0.21×400日=84日なので、残期間は22+44+84=150日です。
選択肢ア
これは不正解だよ。公式条件では、残りのプログラム開発22日、システム結合44日、システムテスト84日を合計するため、残期間は150日になる。140日は必要な残工程の合計より10日短く、期間比または未完了工程の扱いが条件と一致しない。
選択肢イ(正解)
これは正解だよ。先行工程228日が全体期間比0.57に相当するので全体は400日。残りのプログラム開発は22日、結合は44日、テストは84日であり、22+44+84=150日となる。各プログラムの期間が同一という条件も反映している。
選択肢ウ
これは不正解だよ。公式条件から求める残期間は、未完了プログラム開発22日、結合44日、テスト84日の合計150日である。161日はこの合計より11日長く、期間比から算出した各工程の残期間と一致しないため、採用できない。
選択肢エ
これは不正解だよ。モデル上の残工程はプログラム開発22日、システム結合44日、システムテスト84日で、合計は150日である。172日は正しい残期間より22日長く、完了済みのプログラム開発分まで残作業として加えている計算に相当し、条件と合わない。
学習のポイント
工数比と期間比を混同せず、工程の残期間を順序立てて算出する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成28年度秋期 ITサービスマネージャ試験 午前Ⅰ 問20(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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