SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ
令和7年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問10
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア番威とは、 一つ以上の要因によって付け込まれる可能性がある、 資産又は管理策の層点のことである。
- イ脆弱性とは、 システム又は組織に損害を与える可能性がある、 望ましくないインシデントの潜在的な原因のことである。
- ウリスク対応とは、 リスクの大きさが、 受容可能か又は許容可能かを決定するために、 リスク分析の結果をリスク基準と比較するプロセスのことである。
- エリスク特定とは、 リスクを発見、 認識及び記述するプロセスのことであり、 リスク源、 事象それらの原因及び起こり得る結果の特定が含まれる。
解き方のヒントを見る
「どんな危険(リスク)が、どこに潜んでいるか」をリストアップすること
セキュリティ管理(ISMS)における「リスク特定」は、どんな危険(リスク源や原因)があり、それが起きたらどんな最悪なことが起こるかを「見つけて、認識して、書き出す」最初の一歩のプロセスのことだよ。
この問題で問われていること
危険の大きさを計算する「リスク分析」や「リスク評価」に進む前の、「まずは何が危険かを洗い出してリストを作る段階」であることを押さえよう。
リスク特定
評価や対応の前に、何が起こり得るかを洗い出して記述する。
発見\n認識\n記述\n-> リスク特定
確認ポイント
- 脅威は弱点のことではありません。
- リスク対応やリスク分析の定義とも異なる。
- リスク特定の説明を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
エ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは「脅威」の説明ではないから間違いだよ。説明しているのは、泥棒そのものではなく、泥棒に狙われやすい壊れた鍵や開いた窓のような“弱点”だね。これは「脆弱性」の説明だよ。
選択肢イ
これは「脆弱性」の説明ではないから間違いだよ。書いてある内容は、泥棒や火事のような“悪いことを起こす原因”の説明で、これは「脅威」だよ。脆弱性は、鍵が壊れている、窓が開きっぱなしなど、付け込まれる弱点のことだよ。
選択肢ウ
これは「リスク対応」の説明ではないから間違いだよ。たとえるなら、火事の危険度を見て「このままで許せる?対策が必要?」と判定している段階で、まだ消火器を置くなどの対応はしていないよね。これは「リスク評価」の説明だよ。
選択肢エ(正解)
これは「リスク特定」の説明として正しいよ。家の防犯でいうと、「どの窓が危ない?」「合鍵をなくした?」「泥棒に入られたら何が困る?」を洗い出す作業だね。リスクを見つけて、原因や起きたときの結果まで整理するのがリスク特定だよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問10(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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