SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
令和6年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問29
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア225
- イ3900
- ウ450
- エ486こ層一
解き方のヒントを見る
午前I 問29:損益分岐点売上高を求めよう
売上が500で、そのうち変動費が300だから、売上から変動費を引いた限界利益は200だよ。つまり限界利益率は `200 ÷ 500 = 40%`。これは「売上が増えたとき、その40%が固定費の回収や利益に回る」というイメージだね。固定費は、製造固定費100と販売固定費80を合わせて180。だから、固定費180を限界利益率40%で割って、損益分岐点売上高は `180 ÷ 0.4 = 450` になるよ。
この問題で問われていること
変動費と固定費をきちんと分けて、限界利益率を使って損益分岐点売上高を計算できるかがポイントだよ。
Break-even Point
break-even sales = fixed cost / contribution margin ratio
variable cost = 300\ncontribution margin ratio = 40%\nfixed cost = 180\n180 / 0.4 = 450
確認ポイント
- 総利益 100 から限界利益率を出す。
- 固定費は 100 と 80 の合計です。
- 450 百万円を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
ウ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。225百万円だと、売上の40%だけが固定費の支払いに使えるので、225×0.4=90百万円しか固定費に回せないよ。毎月180必要なのに90しか集まらない状態だから、まだ赤字なんだ。損益がちょうどゼロになるには450百万円必要だよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。3900百万円だと、固定費180を回収するための売上としては大きすぎるよ。たとえるなら、毎月18万円の家賃を払うために390万円の売上が必要だと言っているようなもので、計算の桁が合っていないんだ。公式は固定費180÷利益として残る割合0.4なので、答えは450だよ。なお公式選択肢のイが300なら、こちらも固定費180を回収しきれないので不正解だよ。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。売上500のうち、材料費200と外注費100は売上に合わせて増える“変動費”なので、変動費率は300÷500=0.6。固定費は製造固定費100と販売固定費80で180。お店でいうと、毎月必ず払う家賃など180を、1個売るたびに残る利益40%で回収する感じだよ。180÷0.4=450だから、損益分岐点売上高は450百万円になるよ。
選択肢エ
これは不正解だよ。表示の「486こ層一」は文字化けや読み取りミスに見えるけど、公式のエは480百万円だよ。480でも利益として残る40%は192百万円で、固定費180を少し超えてしまう。つまり赤字でも黒字でもない“ちょうどトントン”の地点を少し通り過ぎているんだ。トントンは180÷0.4=450百万円だよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和6年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問29(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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