SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

令和6年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問17

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

ソフトウェアの使用性を評価する指標の目標設定の例として、 適切なものはどれかアソフトウェアに障害が発生してから1時問以内に、 利用者が使用できること

選択肢

  1. ア
    ソフトウェアの使用方法を、 利用者が1時問以内に習得できること
  2. イ
    利用者から要望のある機能の改善を、 1週問以内に完了できること
  3. ウ
    利用者の使用したい機能が、 109%提供できていること
  4. エ
    ーー
解き方のヒントを見る

午前I 問17:使用性は“使いこなせるまでの早さ”で見るよ

使用性は、ざっくり言うと“初めて使う人がどれくらい迷わず使えるか”を見る指標だよ。たとえば新しい家電を買ったとき、説明書を少し読んだだけで使えるなら「使いやすい」と感じるよね。だから、習得時間のように“使えるようになるまでにどれくらい時間がかかるか”を目標にするのは、使用性の評価として適切だよ。

この問題で問われていること

ポイントは、使用性・可用性・保守性をごちゃ混ぜにしないことだよ。使用性は“利用者にとって使いやすいか”、可用性は“止まらず使えるか”、保守性は“直しやすいか・変更しやすいか”を見るもの。今回は“習得時間”が利用者の使いやすさに関係するので、使用性の指標だと判断しよう。

Usability Goal

usability metric の例は learning time、 error rate、 task completion time などです。

within 1 hour\nuser can learn usage

確認ポイント

  • 障害復旧時間は可用性寄りです。
  • 機能改善完了期間は保守運用寄りです。
  • 利用者の学習しやすさを測る。
正解と解説を見る

正解

イ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは正解だよ。ソフトウェアの使い方を1時間以内に覚えられるのは、初めて行く駅でも案内板が分かりやすくてすぐ乗り換えできる感じだよね。使用性は“利用者が迷わず、学びやすく、気持ちよく使えるか”を見るので、この説明がぴったりだよ。

選択肢イ(正解)

これは不正解だよ。利用者の要望を1週間以内に直せるのは、壊れた棚をすぐ修理できるお店みたいなもので、“直しやすさ・変更しやすさ”の話だよ。今回聞かれている使用性は、利用者がその棚を迷わず使えるか、という使いやすさの話なんだ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。使いたい機能が100%そろっているかは、レストランで食べたいメニューが全部あるか、という“機能が足りているか”の話だよ。使用性は、そのメニュー表が見やすくて注文しやすいか、という使いやすさの話だから別物だよ。

選択肢エ

この選択肢は不正解だよ。もし内容が「使いたい機器が全部そろっていること」という意味なら、それは“道具が用意されているか”の話だよね。使いやすさは、道具があるだけじゃなくて、初めて来た人でも迷わず使える窓口かどうかを見るものだよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和6年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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