SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

令和5年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問19

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

プロジェクトのスケジュールを短縮したい。 当初の計画は図1のとおりである。作業E を作業E1、 E2、 E3に分けて、 図2のとおりに計画を変更すると、 スケジュールは全体で何日短縮できるか。

選択肢

  1. ア
    凡例
  2. イ
    〇 作業名 〇 所要日数
  3. ウ
    凡例 〇 作業名 〇 所要日数
  4. エ
    re> : ダミー作業
解き方のヒントを見る

作業を並行できるようにしたら、工期はどれだけ短くなる?

まずは元のネットワーク図で、全体の工期を決めている一番長い作業ルート、つまりクリティカルパスを見つけよう。そのうえで、変更後の図では E1・E2・E3 が同時に進められるようになっている点を反映して、もう一度ルートごとの日数を数え直すんだ。すると、作業を分けた効果はあるけれど、全体の工期としては 1 日だけ短くなる、という結果になるよ。

この問題で問われていること

ポイントは、作業を並列化したあとに、昔のクリティカルパスをそのまま信じないことだよ。道路工事で一部の道が広くなっても、別の場所が渋滞していたら到着時間はあまり変わらないよね。同じように、変更後のネットワーク図で改めてクリティカルパスを引き直し、元の工期との差を正しく出せるかが問われているよ。

Schedule Shortening

recompute the critical path before and after splitting E

original critical path = 24\nrevised critical path = 23\nshortened by 1

確認ポイント

  • E だけの所要日数差をそのまま答えない。
  • 必ず全体クリティカルパスで比較する。
  • 短縮幅は 1 日です。
正解と解説を見る

正解

ア

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア(正解)

正解だよ。変更前は一番時間がかかる道がA→B→E→H→Iで28日、変更後はA→B→D→Gの27日が最長になるんだ。予定表は一番遅い人に合わせて全体の終了日が決まるリレーみたいなものだから、28日から27日になって短縮は1日だよ。

選択肢イ

不正解だよ。2日短縮と見るには変更後が26日になる必要があるけど、A→B→D→Gだけで27日かかるんだ。近道を作っても、別の道にいる遅い人が27日かけてゴールするので、2日は縮まらないよ。

選択肢ウ

不正解だよ。3日短縮なら変更後は25日になるはずだけど、A→B→D→Gの27日が残っているよ。買い物の行列で一つの窓口だけ速くしても、別の長い行列が残っていたら全体の待ち時間はそこまで短くならない、というイメージだよ。

選択肢エ

不正解だよ。4日短縮なら変更後は24日まで縮む必要があるけど、変更後もA→B→D→Gで27日かかるよ。作業Eを分けて速くしても、別ルートの作業DとGが全体の足止め役になるので、4日短縮はしすぎだよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和5年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問19(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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