SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成31年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問27

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

コアコンピタンスに該当するものはどれか。

選択肢

  1. ア
    主な事業ドメインの高い成長率
  2. イ
    競合他社よりも効率性が高い生産システム
  3. ウ
    参入を予定している事業分野の競合状況
  4. エ
    収益性が高い事業分野での市場シェア
解き方のヒントを見る

午前I 問27:オープンイノベーションは「社外の知恵も借りる」考え方だよ

オープンイノベーションは、自社の中だけで全部考えるのではなく、社外の企業・大学・研究機関・ユーザーなどの知識やアイデアも取り入れて、新しい価値を生み出そうとする考え方だよ。たとえるなら、自分の家の冷蔵庫にある材料だけで料理するのではなく、友だちの得意料理やお店の食材も組み合わせて、もっとおいしい料理を作るイメージだね。

この問題で問われていること

ポイントは、「社外の知見やアイデアを取り込んでいるか」を見抜くことだよ。社内の部署どうしで共同開発するだけなら社内活動だし、単に会社の情報を発信する広報活動とも違うよ。外部の力をうまく取り入れて価値を作るものがオープンイノベーションだと押さえよう。

Open Innovation

open innovation incorporates external ideas and knowledge into product/service development

outside ideas\ninside development

確認ポイント

  • 社内だけの共同プロジェクトではありません。
  • 物流改善でもない。
  • 社外アイデア活用を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

ア

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア(正解)

これは不正解だよ。事業ドメインの成長率は『市場そのものが伸びているか』という外側の環境の話。たとえば駅前の人通りが増えているから店が売れやすい、という状況に近いよ。コアコンピタンスは会社自身が持つ強みなので、市場の成長率とは別物なんだ。

選択肢イ

これは正解だよ。コアコンピタンスは、その会社ならではの強みのこと。たとえば同じ弁当を作る店でも、ほかの店より早く安くおいしく作れる厨房の仕組みを持っていたら、それは大きな武器だよね。競合他社より効率の高い生産システムは、まさに会社の中にある独自の強みなんだ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。競合状況は、これから入る市場にライバルが多いか少ないかという外の様子の話。たとえば新しく店を出す前に、近所に同じ店が何軒あるか調べる感じだね。これは参入判断には大事だけど、自社の中にある得意技ではないので、コアコンピタンスではないよ。

選択肢エ

これは不正解だよ。市場シェアは『その市場でどれくらい売れているか』という結果に近いもの。たとえば人気商店街で売上が多い店でも、その理由が立地のおかげか、店員の腕なのかは別だよね。コアコンピタンスは会社内部の得意技を指すので、市場シェアそのものではないんだ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成31年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問27(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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