SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

令和元年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問23

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

BCPの説明はどれか。

選択肢

  1. ア
    企業の戦略を実現するために、 財務、 顧客、 内部ビジネスプロセス、 学習と成長という四つの視点から戦略を検討したもの
  2. イ
    企業の目標を達成するために業務内容や業務の流れを可視化し、 一定のサイクルをもって継続的に業務プロセスを改善するもの
  3. ウ
    業務効率の向上、 業務コストの削減を目的に、 業務プロセスを対象としてアウトソースを実施するもの
  4. エ
    事業の中断・阻害に対応し、 事業を復旧し、 再開し、 あらかじめ定められたレベルに回復するように組織を導く手順を文書化したもの
解き方のヒントを見る

午前I 問23:BCPは“もしもの時の業務続行マニュアル”だよ

Business Continuity Plan(BCP)は、地震・火災・システム障害みたいなトラブルが起きても、大事な業務を止めない、またはできるだけ早く再開するための計画だよ。たとえるなら、お店が停電しても営業を続けるために、予備電源や連絡手順を決めておくようなもの。BSC(バランススコアカード)やBPR(業務プロセス改革)とは目的が違うので、名前の雰囲気に惑わされないようにしよう。

この問題で問われていること

この問題では、BCP・BSC・BPRのように略称が似ている経営系の用語を、意味と目的で見分けられるかがポイントだよ。BCPは“災害や障害への備え”、BSCは“経営目標を多面的に管理する考え方”、BPRは“業務の進め方を抜本的に見直すこと”と整理しよう。

Business Continuity Plan

BCP documents how to continue、 recover、 and resume business after disruption

disruption 대응\nrecover\nresume to target level

確認ポイント

  • 4 視点の戦略検討は BSC です。
  • 継続的業務改善やアウトソースではありません。
  • 中断対応と復旧手順の文書化を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

エ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは不正解だよ。財務、顧客、内部プロセス、学習と成長の4つの視点で戦略を見るものなので、BCPではなくBSCの説明だね。たとえるなら、非常時の復旧手順ではなく、お店をよくするために『売上、常連さん、店内作業、店員の成長』をバランスよくチェックする成績表みたいなものだよ。

選択肢イ

これは不正解だよ。業務の流れを見える化して、少しずつ改善していく話なので、BCPではなくBPMの説明だね。たとえるなら、災害時の避難計画ではなく、毎日の家事の手順を見直して『洗濯と掃除をもっと効率よくしよう』と改善するイメージだよ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。業務プロセスを外部の会社に任せる話なので、BCPではなくBPOの説明だね。たとえるなら、災害時にどう店を再開するかの計画ではなく、受付や経理などの仕事を専門業者にお願いして、店の負担を減らすイメージだよ。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。災害や事故で会社の仕事が止まったときに、『まず何をして、どう復旧して、どのレベルまで戻すか』を決めておく計画の説明だね。家でいうと、停電したときの懐中電灯、避難先、連絡先を先に決めておく防災メモみたいなものだよ。これはBCPのことだよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和元年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問23(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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