SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

令和元年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問7

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

キャパシティプランニングの目的の一つに関する記述のうち、 最も適切なものはどれか。

選択肢

  1. ア
    応答時問に最も影響びあるボトルネックだけに着目して、 適切な変更を行うことによって、 そのボトルネックの影響を低減又は排除することである。
  2. イ
    システムの現在の応答時問を調査し、 長期的に監視することによって、 将来を含めて応答時問を維持することである。
  3. ウ
    ソフトウェアとハードウェアをチューニングして、 現状の処理能力を最大限に引き出して、 スループットを向上させることである。
  4. エ
    パフォーマンスの問題はリソースの過剰使用によって発生するので、 特定のリソースの有効利用を向上させることである。
解き方のヒントを見る

午前I 問07:キャパシティプランニングは“先回りの混雑対策”だよ

キャパシティプランニングは、今つまっている処理を直すだけの作業ではなく、「この先アクセスが増えたら大丈夫かな?」と考えて、必要な処理能力や容量を前もって計画することだよ。お店で例えると、今のレジ待ちを減らす工夫だけでなく、週末の混雑を見越してレジや店員を増やす計画を立てるイメージだね。

この問題で問われていること

この問題では、今あるボトルネックを解消する性能改善やチューニングと、将来の負荷を見越して処理能力を計画するキャパシティプランニングの違いを見分けられるかがポイントだよ。

Capacity Planning

capacity planning aims to maintain required performance for future demand as well

current + future demand\nmaintain response time

確認ポイント

  • 単一ボトルネックの対策だけではありません。
  • チューニングそのものとも違う。
  • 将来需要を含めた計画に着目する。
正解と解説を見る

正解

イ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは不正解だよ。ボトルネックを見つけて直すのは、混んでいる窓口を増やして今の行列を短くするような“性能改善”の話だね。問題が聞いているのは、応答時間をこの先も保つために継続して見守る考え方なので、少しポイントがずれているよ。

選択肢イ(正解)

これが正解だよ。応答時間を調べて長期的に監視するのは、店の待ち時間を毎日チェックして、混みそうな時期の前に人員を増やすようなものだね。今だけ速ければOKではなく、将来も利用者を待たせすぎないように維持する、という考え方に合っているよ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。ソフトウェアやハードウェアを調整して処理能力を引き出すのは、車のエンジンを整備してもっと速く走れるようにする“チューニング”の話だね。応答時間を将来も保つための継続的な監視・管理そのものではないよ。

選択肢エ

これは不正解だよ。特定のリソースを有効活用するのは、空いているレジをもっと使おう、という改善策の一つだね。でも応答時間を守るには、レジだけでなく全体の混み具合を長く見て、将来も遅くならないように管理する必要があるよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和元年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問7(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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