SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成30年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問22

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

マスタファイル管理に関するシステム監査項目のうち、 可用性に該当するものはどれか。

選択肢

  1. ア
    マスタファイルが置かれているサーバを二重化し、 耐障害性の向上を図っていること
  2. イ
    マスタファイルのデータを複数件まとめて検索・加工するための機能が、 システムに盛り込まれていること
  3. ウ
    マスタファイルのメンテナンスは、 特権アカウントを付与された者だけに許されていること
  4. エ
    マスタファイルへのデータ入力チェック機能が、 システムに盛り込まれていること
解き方のヒントを見る

午前I 問22:可用性は「使いたいときに使える」安心感だよ

可用性は、必要なときにシステムをちゃんと使える状態にしておく性質だよ。たとえば、レジが1台壊れても別のレジで会計できるようにしておく感じ。システムでもサーバを冗長化して、どれかが故障してもサービスを止めにくくするのは、可用性を高める典型例だよ。

この問題で問われていること

この問題では、「情報を見られないようにする」機密性、「内容が正しいまま保たれる」完全性、「ムダなく処理できる」効率性と、「必要なときに使える」可用性をきちんと区別できるかがポイントだよ。

Availability Measure

duplicating the server that stores the master file improves availability by increasing fault tolerance

server redundancy\nfault tolerance

確認ポイント

  • 特権アカウント制限は機密性寄りです。
  • 入力チェックは完全性寄りです。
  • 冗長化を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

ア

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア(正解)

これは正解だよ。可用性は「必要なときに使えること」。お店のレジが1台壊れても、もう1台あれば会計を続けられるよね。サーバを二重化するのもそれと同じで、片方が故障してもマスタファイルを使い続けやすくする対策なんだ。

選択肢イ

これは不正解だよ。複数件をまとめて検索・加工できる機能は、作業を便利にするための機能だよ。図書館で本を探しやすい検索機があるようなものだね。でも、故障時にも使い続けられるかという可用性の話とは少し違うんだ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。特権アカウントを持つ人だけがメンテナンスできる、というのは「誰でも勝手に触れないようにする」話だよ。家の合鍵を限られた人だけに渡すようなもので、主に機密性やアクセス管理の対策であって、可用性そのものではないんだ。

選択肢エ

これは不正解だよ。データ入力チェックは、間違った値を入れないようにする仕組みだよ。申込書の電話番号欄に文字が入っていたら窓口で止める、みたいなものだね。これはデータの正しさ、つまり完全性を守る対策で、可用性ではないよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成30年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問22(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針