SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成29年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問23

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

エンタープライズアーキテクチャにおいて、 業務と情報システムの理想を表すモデルはどれか。

選択肢

  1. ア
    EA参照モデル
  2. イ
    Tb-Beモデル
  3. ウ
    ザックマンモデル
  4. エ
    データモデルー1一
解き方のヒントを見る

午前I 問23:チラ見を何度もして作業の割合を調べる方法だよ

これは、作業をずっと張り付いて観察するのではなく、ランダムなタイミングや一定間隔でパッと見て、「作業中」「手待ち中」などの状態を記録していく方法だよ。たとえば、教室を何度かのぞいて「勉強している人」と「休んでいる人」の割合を推定するようなイメージだね。

この問題で問われていること

PTS法や時間研究法のように、作業そのものの時間を細かく測る方法との違いを見分けよう。ポイントは、「連続して測る」のではなく、「何度も瞬間的に観測して割合を求める」ところだよ。

Work Sampling

work sampling estimates the proportion of work states by many instantaneous observations

many spot observations\nestimate state ratios

確認ポイント

  • 全作業時間を連続測定する方法ではありません。
  • 比率を推定するのが目的です。
  • 瞬間観測を繰り返す説明を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

イ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

EA参照モデルは不正解だよ。これはEAを作るときに参考にするひな型やお手本のようなもの。料理でいうと「基本のレシピ集」みたいな存在で、便利な参考資料ではあるけれど、自分の会社の業務や情報システムの理想の完成図そのものではないんだ。

選択肢イ(正解)

To-Beモデルが正解だよ。To-Beは「こうなっていたい未来の姿」という意味なんだ。今の散らかった部屋をAs-Is、理想のきれいな部屋の完成イメージをTo-Beと考えると分かりやすいよ。EAでは、業務や情報システムを将来どうあるべきか描く理想モデルがTo-Beモデルなんだ。

選択肢ウ

ザックマンモデルは不正解だよ。これはEAを整理するための大きな表や考え方の枠組みで、いろいろな立場から会社を見える化するための道具なんだ。旅行でいうと「誰が、何を、どこで、なぜ」を整理するチェック表みたいなもので、目的地そのもの、つまり理想の姿を表すモデルではないよ。

選択肢エ

データモデルは不正解だよ。これは会社の中で扱う「顧客」「商品」「注文」みたいなデータの関係を整理した設計図のこと。家づくりでいうと、理想の暮らし全体を描くというより「家具や収納の配置図」を作る感じだから、業務と情報システムの理想像そのものを表す言葉ではないんだ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問23(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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