SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成29年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問8
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア全ての個人に対して,等しい水準のアクセシビリティを達成できるようにする。
- イ多様な人々に対して,利用の状況を理解しながら,多くの個人のアクセシビリティ水準を改善できるようにする。
- ウ人間工学に関する規格が要求する水準よりも高いアクセシビリティを,多くの人々に提供できるようにする。
- エ平均的能力をもった人々に対して,標準的なアクセシビリティが達成できるようにする。
解き方のヒントを見る
アクセシビリティで大事なのは“誰でも使える”ことだよ
アクセシビリティは、見た目をおしゃれにする話ではなく、目が見えにくい人向けの読み上げ対応、文字と背景の十分なコントラスト、マウスなしでも操作できるキーボード対応など、いろいろな人が困らず使えるようにする工夫のことだよ。
この問題で問われていること
この問題では、単に「使いやすいね」というユーザビリティ全般の話と、障害や利用環境の違いがあっても使えるようにするアクセシビリティ特有の配慮を、きちんと区別できるかを見ているよ。
Accessibility
accessibility design ensures that diverse users、 including elderly and disabled people、 can use the system
screen readers\nkeyboard operation\ncontrast
確認ポイント
- 見栄えの統一だけではありません。
- 特定利用者だけでなく多様な利用者を対象にする。
- 利用困難を減らす設計を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
イ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。『全ての個人に等しい水準』を完全に達成するのは現実には難しいんだ。全員に同じ合鍵を渡せば全員が同じように入れる、という単純な話ではなく、人によって必要な配慮は違うよね。だから規格の目的は、全員を完全に同じにすることではなく、多くの人の使いやすさを改善することなんだ。
選択肢イ(正解)
これが正解だよ。アクセシビリティ設計は、駅に階段だけでなくスロープやエレベーターも用意するように、いろいろな人や使う場面を考えて、できるだけ多くの人が使いやすくなるよう改善する考え方なんだ。『多様な人々』『利用の状況』『多くの個人の水準を改善』という部分がポイントだよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。目的は『人間工学の規格より高いレベルを目指すこと』ではないんだ。高級な特別窓口を作る話ではなく、普通の窓口そのものを、いろいろな人が使いやすい形に整えるイメージだよ。
選択肢エ
これは不正解だよ。『平均的能力をもった人』だけを基準にすると、背の高い人だけに合わせた窓口みたいに、車椅子の人や小柄な人、目や耳が不自由な人が使いにくくなるよね。アクセシビリティ設計は、平均的な人だけでなく、多様な人が使いやすくなることを目指すんだ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成29年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問8(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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