SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ

平成28年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問16

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

SMTPLAUTHの特徴はどれか。

選択肢

  1. ア
    ISP管理下の動的 T アドレスからの電子メール送信について、 管理外ネットワークのメールサーバへのSMTP接続を禁止する。
  2. イ
    電子メール送信元のサーバが、 送信元ドメインのDNSに登録されていることを確認して、 電子メールを受信する。
  3. ウ
    メールクライアントからメールサーバへの電子メール送信時に、 ユーザアカウントとパスワードによる利用者認証を行う。
  4. エ
    メールクライアントからメールサーバへの電子メール送信は、 POP接続で利用者認証済みの場合にだけ許可する。
解き方のヒントを見る

SMTP AUTHは“メール送信前の本人確認”だよ

SMTP AUTHは、メールソフトがメールサーバに送信をお願いするときに、ユーザIDとパスワードで「この人は送っていい利用者だね」と確認してから送信を許可する仕組みだよ。たとえるなら、会員制の受付で会員証と暗証番号を見せてから中に入るようなものだね。

この問題で問われていること

この問題では、SMTPでメールを送るタイミングで利用者認証を行う仕組みを選べるかがポイントだよ。OP25Bは迷惑メール対策で特定ポートの外向き通信を制限する仕組み、POP before SMTPは受信操作を先にして送信を許可する仕組み、SPFは送信元メールサーバの正当性を確認する仕組みなので、SMTP AUTHと混同しないようにしよう。

SMTP AUTH の特徴

送信時に SMTP サーバで認証を行うことで、なりすまし送信やオープンリレー的な悪用を抑制する。

メール送信時\nアカウント + パスワード認証\n-> 送信を許可

確認ポイント

  • 動的 IP からの外向き SMTP 遮断は OP25B です。
  • 送信ドメインと IP 検証は SPF に近い。
  • 送信時に利用者認証する説明を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

ウ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは正解だよ。動的IPアドレスの利用者が、よそのメールサーバへ直接SMTP接続できないようにする対策で、OP25Bと呼ばれるんだ。たとえるなら、身元確認しにくい出入口から外へ荷物を直接送れないようにして、必ず管理された受付を通して送らせる感じだよ。迷惑メール送信を減らす効果があるよ。

選択肢イ

これはSPFの説明なので、この問題の答えとしては違うよ。送信元のサーバがDNSに登録されているか確認するのは、『この配達員はその会社の正式な人かな?』と名簿で確認するような仕組みだよ。なりすまし対策にはなるけど、動的IPから外部SMTP接続を止めるOP25Bの説明ではないんだ。

選択肢ウ(正解)

これはSMTP AUTHの説明なので違うよ。メール送信時にユーザ名とパスワードで本人確認する仕組みで、窓口で会員証と暗証番号を見せてから荷物を出すようなものだよ。正規利用者の送信確認には役立つけど、OP25Bそのものの説明ではないんだ。

選択肢エ

これはPOP before SMTPの説明なので違うよ。先に郵便受けを開けて本人確認できた人だけ送信も許可する、という昔ながらのやり方だね。利用者認証の一種ではあるけど、動的IP利用者が外部メールサーバへ直接SMTP接続するのを止める対策ではないよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成28年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問16(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針