SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成27年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問11

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

伝送速度64kピットノ秒の回線を使ってデータを連続送信したとき、 平均して100秒に1回の1ビット誤りが発生した。この回線のビット誤り率は幾らか。

選択肢

  1. ア
    1.95X10~?
  2. イ
    1.56X10~?
  3. ウ
    1.95X10?
  4. エ
    1.56X10*
解き方のヒントを見る

午前I 問11:ルータは“住所を見て道案内する係”だよ

OSI基本参照モデルでいうと、ルータはネットワーク層で働く機器だよ。手紙の宛先住所を見る郵便局員みたいに、IPアドレスを見てIPパケットを次にどこへ送るか判断して中継するんだ。

この問題で問われていること

ここでは、L2スイッチとの違いを見分けられるかがポイントだよ。L2スイッチはMACアドレスを見て同じネットワーク内で荷物をさばく係、ルータはIPアドレスを見て別のネットワークへ道案内する係、とイメージしよう。

Router

a router forwards packets by looking up the destination IP address in its routing table

IP packet forwarding\nrouting table lookup

確認ポイント

  • MAC アドレス学習だけの装置ではありません。
  • 宛先 IP に基づいて転送する。
  • ルータの役割を選ぶ。
正解と解説を見る

正解

イ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

1.56×10^-4は不正解だよ。これは「約6,400個に1個ミスする」くらいの割合で、100秒に1回という条件よりかなり悪い回線として見てしまっているよ。今回は100秒で6,400,000ビット送るので、誤り率は1÷6,400,000=約1.56×10^-7だよ。

選択肢イ(正解)

1.56×10^-7は計算上の正しい値だよ。64kビット/秒の回線は1秒に64,000個の荷物を送るベルトコンベアみたいなもの。100秒なら6,400,000個送って、そのうち1個だけ壊れるので、誤り率は1÷6,400,000=0.00000015625、つまり約1.56×10^-7になるよ。

選択肢ウ

1.95×10^-8は不正解だよ。100秒で送ったビット数は64,000×100=6,400,000ビットで、その中で1ビットだけ間違う計算になるよ。つまり「640万個に1個のミス」なので、1÷6,400,000=約1.56×10^-7。1.95×10^-8だと、実際よりミスがかなり少ない回線として見積もってしまうんだ。

選択肢エ

1.95×10^-5は不正解だよ。これは「約5万個に1個ミスする」くらいの割合で、実際の「640万個に1個ミスする」よりずっとミスが多い計算になるよ。送った総ビット数を64,000×100で出してから、1÷総ビット数にしよう。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問11(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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