SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成25年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問22
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア特権TDの貸出し及び返却の管理筆と、 特権TDのログを照合する。
- イ特権TDの使用を許可された者も、 通常の操作では一般利用者IDを使用する。
- ウ特権IDの使用を必要とする者は、 使用の都度、 特権IDの貸出しを受ける。
- エ特権TDの設定内容や使用範囲を、 用途に応じて細分化する。 ー11一
解き方のヒントを見る
特権IDの不正使用を見つけるには?
特権IDは、会社のシステムでいう「マスターキー」みたいなものだよ。だから、不正に使われていないかを見つけるには、「誰にいつ貸したか・いつ返したか」という貸出し記録と、「実際にいつ使われたか」という使用ログを見比べるのが有効なんだ。ルールを決めたり、権限を細かく分けたりするのは不正を防ぐための対策だけど、不正使用を発見するには記録とログの突合せが直接効くよ。
この問題で問われていること
この問題では、「不正を防ぐための対策」と「不正を見つけるための対策」を区別できるかがポイントだよ。発見が目的なら、特権IDの貸出し・返却記録と実際の使用ログを照合する、という考え方で整理しよう。
Detective Control for Privileged ID Misuse
to detect misuse of privileged IDs、 compare the lending-and-return records with the actual privileged-ID usage logs
lending/return record\nactual usage log\ncompare the two\nfocus on detective control rather than preventive policy
確認ポイント
- 発見統制は記録照合で考える。
- 権限細分化は予防統制寄りです。
- 貸出返却記録とログを突き合わせる。
正解と解説を見る
正解
ア
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア(正解)
これは正解だよ。特権IDは、会社の金庫を開けられる合鍵みたいなもの。『誰にいつ貸したか』の管理簿と、『実際にいつ使われたか』のログを見比べれば、貸していない時間に使われたなどの怪しい動きに気づけるんだ。だから不正使用を発見する方法としてぴったりだよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。普段は一般利用者IDを使うのは、店長用のマスターキーを日常のドア開けに使わないようにする考え方だね。余計な権限を使わない良いルールだけど、すでに起きた不正使用を見つける仕組みそのものではないよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。使うたびに特権IDを借りる仕組みは、合鍵を勝手に持ち歩かせず、必要なときだけ窓口で渡すような対策だね。無断使用を防ぐには役立つけれど、『不正使用を発見する』には、実際の使用ログとの照合まで必要なんだ。
選択肢エ
これは不正解だよ。特権IDの権限を用途ごとに細かく分けるのは、『倉庫の鍵』『レジの鍵』『事務所の鍵』を別々にするようなもの。被害を小さくしたり、余計な操作を防いだりする効果はあるけれど、不正使用を発見するにはログ確認などが必要だよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問22(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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