SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ
平成24年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問21
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アPUBLIC指定によって、 全ての権限を与えることができる。
- イWITHGRANT OPTION指定によって、 権限を付与可能にすることができる。
- ウピューに対して固有の参照権限を定義できない。
- エ表定義のSQL文内にGRANT文を指定することによって、 権限定義ができる。
解き方のヒントを見る
午前II 問21:SQLの権限を「他の人にも渡せるか」を見分けよう
SQLで権限を渡すときに `WITH GRANT OPTION` を付けると、その権限をもらった人が、さらに別の人へ同じ権限を渡せるようになるよ。たとえるなら、普通の権限付与は「部屋の鍵を貸す」だけだけど、`WITH GRANT OPTION` 付きは「その鍵の合鍵を作って他の人にも渡していいよ」と許可する感じだね。
この問題で問われていること
この問題では、「自分が使えるだけの権限」と「他の人にも再付与できる権限」を区別できるかがポイントだよ。`WITH GRANT OPTION` が出てきたら、『権限をもらった人が第三者にも渡せる』と押さえよう。
WITH GRANT OPTION
WITH GRANT OPTION allows the grantee to pass the granted privilege on to other users
grant privilege\nallow re-grant to others\nextra authority beyond normal use
確認ポイント
- 再付与できる点が本質。
- 通常の GRANT と分ける。
- 権限委譲の意味を押さえる。
正解と解説を見る
正解
イ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
不正解だよ。PUBLICは「来た人みんなに渡す共通の入場券」みたいな指定だけど、それだけで全ての権限を与える意味ではないんだ。与える権限はSELECTやUPDATEなど、GRANT文で具体的に指定する必要があるよ。
選択肢イ(正解)
これは正しい説明だよ。WITH GRANT OPTIONは、合鍵を渡された人に「さらに別の人へ合鍵を渡していいよ」と許可する指定なんだ。つまり、もらった権限を他の利用者にも付与できるようにする仕組みだよ。
選択肢ウ
不正解だよ。ビューは表そのものではなく「窓口」や「のぞき窓」みたいなものだけど、そのビューに対してSELECTなどの参照権限を与えることはできるよ。だから「ビューに固有の参照権限を定義できない」は間違いなんだ。
選択肢エ
不正解だよ。表を作るSQL文は「部屋を作る工事」のようなもので、GRANT文は「誰に合鍵を渡すか」を決める別の手続きなんだ。表定義の中にGRANT文を混ぜて権限を定義する、という形ではないよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成24年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問21(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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