SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ
平成24年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問15
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アISP管理下の動的TPアドレスからの電子メール送信について、 管理外ネットワークのメールサーバへのSMTP通信を禁止する。
- イPCからの電子メール送信は、 POP接続で利用者認証済の場合にだけ許可する。
- ウ通常のSMTPのポートとは別のサブプミッションポートを使用して、 PCからメールサーバへの電子メール送信時の認証を行う。
- エ電子メール送信元のサーバについてDNSの逆引きが成功した場合にだけ、 電子メール受信を許可する。
解き方のヒントを見る
SMTP_AUTHは「メールを出す前の本人確認」だよ
SMTP_AUTHは、PCやスマホなどのメールソフトがメールサーバに「このメールを送ってね」とお願いするときに、IDとパスワードで本人確認する仕組みだよ。たとえるなら、郵便局の窓口で「本当にこの人が差出人かな?」と確認してから荷物を受け付ける感じ。通常は、メール送信用の入口であるサブミッションポートで使われるよ。
この問題で問われていること
ポイントは、SMTP_AUTHが「メールを送信するときの認証」だと見抜けるかどうかだよ。受信するときの認証や、先にPOPで受信認証してから送信を許可するPOP before SMTPとは別物なので、そこを混同しないようにしよう。
SMTP_AUTH
SMTP_AUTH authenticates the user during message submission from a client to the mail server
authenticate at submission\nclient to mail server\nuse credentials
確認ポイント
- 送信時の認証です。
- サブミッションの文脈で考える。
- 受信認証とは別。
正解と解説を見る
正解
ウ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは正解だよ。OP25Bは、ISPの動的IPアドレスを使うPCなどから、外部のメールサーバへ直接SMTP送信するのを止める仕組みなんだ。たとえるなら、泥棒が勝手に町外の配送センターへ荷物を出せないように、住宅街からの直通発送ルートをふさぐ感じだよ。利用者はISP指定の正規メールサーバを通って送るので、迷惑メールのばらまきを減らせるんだ。
選択肢イ
これは不正解だよ。これは「POP before SMTP」と呼ばれる方法で、メールを送る前にいったん受信用の窓口で本人確認する仕組みなんだ。たとえるなら、荷物を出す前に別の受取窓口で顔を見せてから発送を許す感じ。迷惑メール対策の一つではあるけど、OP25Bの説明ではないよ。
選択肢ウ(正解)
これは不正解だよ。これは「サブミッションポート」と「SMTP認証」の説明だよ。たとえるなら、一般の配送口とは別に、会員専用の発送窓口を用意して、そこで身分証を確認してからメールを送らせる仕組みなんだ。PCから自分のメールサーバへ安全に送る方法だけど、OP25Bそのものの説明ではないよ。
選択肢エ
これは不正解だよ。これは送信元サーバのIPアドレスをDNSで逆引きできるか確認して、怪しい相手をはじく受信側の対策だよ。たとえるなら、配達員の住所録を調べて、身元が分かる人だけ受け取るようなもの。迷惑メール対策ではあるけど、送信側の25番ポート通信を制限するOP25Bの説明ではないよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成24年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問15(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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