SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成23年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問6
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アあるタスクの実行中に、 別のタスクに切り替え、 かつ実行権を渡すこと
- イ各タスクの実行順庁を決定すること
- ウタスクの内部状態、 置かれた状況、 与えられた条件など、 タスクの実行に必要な各種情報のこと
- エ複数のタスクを同時に実行しているかのように見せかけた状態のこと
解き方のヒントを見る
パソコンのメモリ(主記憶)が足りなくても、HDD(補助記憶)を一部借りて巨大なプログラムを動かす(仮想記憶)
メモリ管理の「仮想記憶(バーチャルメモリ)」の問題だよ。パソコンの物理的なメモリ容量よりも大きなプログラムを動かしたい時、プログラムを「ページ」という小さな単位に切り分ける。指示、今すぐ使わないページは一時的にハードディスク(仮想領域)に逃がしておき、必要になったら(ページフォールト発生時)メモリに読み込むんだ。こうして、まるで無限のメモリがあるかのように見せる技術だよ。
この問題で問われていること
プログラム全体を同時にメモリへ載せるのではなく、「実行に必要なページだけを都度主記憶へロードし、不要になったら補助記憶へ書き戻すページング動作」の定義をしっかりと選ぼう。
Virtual Memory
virtual memory loads only needed pages into physical memory on demand
on-demand paging\naddress space > physical memory
確認ポイント
- 全ページ常駐ではありません。
- 必要時に読み込む。
- 仮想記憶を選ぶ。
正解と解説を見る
正解
イ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
提示データでは不正解扱いだけど、文の内容だけを見ると「タスクのディスパッチ」の説明としては正しい内容だよ。たとえるなら、今作業している人から別の人へ作業机と道具を渡して「次は君がやって」と交代させる感じだね。なので、この選択肢は正誤ラベルや選択肢IDの対応が取り違えられていないか確認した方がいいよ。
選択肢イ(正解)
これは不正解だよ。これは「誰を何番目に呼ぶか」を決める話で、窓口でいうと受付係が番号札の順番を考えている状態だね。タスクのディスパッチは、順番を考えるだけではなく、実際にCPUという窓口を次のタスクへ渡して実行させるところまで含むよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。これはタスクを動かすためのメモ帳みたいな情報、つまりタスク制御ブロック(TCB)の説明だね。たとえば店員さんごとの担当、今どこまで対応したか、優先度などを書いた管理カードの話であって、実際にCPUの使用権を渡すディスパッチの話ではないよ。
選択肢エ
これは不正解だよ。これはマルチタスクの説明だね。たとえるなら、1人の店員が複数のお客さんを少しずつ交代で対応して、みんな同時に進んでいるように見せる状態のことだよ。ディスパッチは、その交代の瞬間に「次はこの人」と実行権を渡す動作を指すよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成23年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問6(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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