SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ

平成22年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問17

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

図のような2台のレイヤ2スイッチ、 1台のルータ、 4台の端末からなるIPネットワークで、 端末 A から端末 C に通信を行う際に、 送付されるパケットのあて先TPアドレスである端末 C のTPアドレスと、 端末CのMACアドレスとを装応付けるのはどの機器か。ここで、 ルータ2においてプロキシARPは設定されていないものとする。

選択肢

  1. ア
    ルータZ
  2. イ
    レイヤ2スイッテ* | レイヤ2スイッチY |
  3. ウ
    | | |時s | 交< |] | 半p
  4. エ
    端末A イルータZ ウレイヤ2スイッチX エレイヤ2スイッチY
解き方のヒントを見る

インターネットの向こう側(別ネットワーク)にいる相手の「MACアドレス」は、どうやって解決される?

ネットワークのルーティングと「ARP」の仕組みについての問題だよ。MACアドレスを調べるARPは、同じルーター内のグループ(同一セグメント)でしか通信が届かないんだ。だから、外のネットワークにいる相手へデータを送る時、送信元PCは相手のMACアドレスを直接調べることはできない。代わりに「グループの出口(デフォルトゲートウェイであるルーター)」にデータを渡し、最終的に宛先ネットワークに届いた段階で、そこにあるルーターがARPを使って目的のPCのMACアドレスを特定するんだよ。

この問題で問われていること

「ARP要求のブロードキャストはルーターを越えられない」という基本原則を思い出そう。異なるネットワーク宛ての通信では、送信元の端末ではなく、宛先側のリンクに直結しているルーターがARPを行って宛先端末のMACアドレスを解決することを見抜こう。

異なるネットワーク間の ARP

A は C が別ネットワークにいるので、C の MAC ではなくゲートウェイのルータ Z の MAC を使って最初のフレームを送ります。その後、ルータ Z が C 側セグメントで ARP を行い、C の MAC を知ります。

端末A: C宛 IP / ルータZ宛 MAC で送信\nルータZ: C の IP -> C の MAC を ARP で解決\n-> 端末Cへ転送

確認ポイント

  • 端末 A が直接 C の MAC を知るのは、同一セグメントの場合です。
  • レイヤ 2 スイッチは MAC 学習をしますが、ARP で IP と MAC を能動的に対応付ける主体ではありません。
  • 宛先側セグメントにいるルータ Z が対応付けると考えます。
正解と解説を見る

正解

ウ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは正解だよ。端末Aから端末CへはルータZを越えて別のネットワークへ行くので、端末Aは端末CのMACアドレスを直接調べられないんだ。郵便でいうと、端末Aはまず町の窓口であるルータZに渡し、ルータZが端末Cのいる町内で「端末Cさんの表札はどれ?」とARPで確認するイメージだよ。

選択肢イ

不正解だよ。レイヤ2スイッチは、届いたフレームをMACアドレスを見て正しいポートへ流す交通整理役であって、別ネットワークの端末CについてIPアドレスとMACアドレスを対応付ける担当ではないよ。マンションの廊下案内係みたいに部屋の前までは案内できるけど、別の町の住所録までは調べない感じだね。

選択肢ウ(正解)

不正解だよ。表示が崩れていて機器名として読めず、問題のポイントである「端末CのMACアドレスを調べる機器」を示していないよ。合鍵を持っている人を聞かれて、文字化けしたメモを出しているようなものだね。

選択肢エ

不正解だよ。この問題は「端末CのIPアドレスとMACアドレスを対応付ける機器はどれ?」と1つを選ぶ問題なのに、端末A・ルータZ・スイッチX・スイッチYが全部並んでいて答えとしてまとまっていないよ。たとえるなら、荷物の届け先を確認する担当者を聞かれて、町内の人を全員答えている感じだね。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問17(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針