SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ

平成22年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問29

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

プログラムの著作物について、 著作権法上適法である行為はどれか。

選択肢

  1. ア
    海賊版を複製したプログラムと事前に知りながら入手し、 業務で使用した。
  2. イ
    業務処理用に購入したプログラムを複製し、 社内教育用として各部門に配布した。 ウ職務著作のプログラムを、 作成した担当者が独断で複製し協力会社に貸与した。 エ処理速度の向上など、 購入したプログラムを効果的に利用するために改変した。
  3. ウ
    ー14一
  4. エ
    【メモ用紙〕
解き方のヒントを見る

買ってきたソフトを勝手にコピーして他人に配ったり、無断で書き換えるのは著作権違反!

著作権法における「プログラムの著作物」のルールだよ。ソフトウェアを購入した人が、自分のパソコンで使うためのバックアップ(複製)を作ることは法律で認められている。けれど、そのバックアップしたデータを他人に配ったり、ソースコードを無断で改変して自社システムとして販売したりする行為は、著作者(権利者)の権利を侵害するため違法になってしまうんだ。

この問題で問われていること

バックアップ目的の複製といった「例外的に認められている合法な行為」と、配布や無断改変といった「権利者の許諾が必要な違法行為」の境界線を整理して見分けよう。

How to Judge Lawful Acts on Program Copyright

copyright questions on programs should be judged by whether the act falls within the author's exclusive rights or a lawful exception、 not by convenience alone

check reproduction or modification\ncheck distribution or transfer\nask whether permission is required\nconsider only lawful exceptions

確認ポイント

  • 便利さではなく権利範囲で判断する。
  • 複製や改変の可否を分けて考える。
  • 許諾の有無を確認する。
正解と解説を見る

正解

イ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

不正解だよ。海賊版だと知って入手して業務で使うのは、盗品だと分かっている道具を会社で使うようなもの。『知らなかった』ならまだ別だけど、事前に知っているので正当な利用とはいえないよ。

選択肢イ(正解)

不正解だよ。業務用に買ったプログラムをコピーして社内教育用に各部門へ配るのは、1冊だけ買った本を勝手にコピーして全員に配るようなもの。社内だけでも、許可なく複製して配布するのは基本的にダメだよ。

選択肢ウ

提示された本文「ー14一」はページ番号のようなOCR混入で、選択肢としては判断できないよ。公式の選択肢ウが「職務著作のプログラムを担当者が独断で複製し協力会社に貸与した」なら不正解。会社の持ち物の鍵を、担当者が勝手に合鍵にして外部へ貸すようなものだから、担当者の独断ではOKにならないよ。

選択肢エ

提示された本文「【メモ用紙〕」は選択肢ではないOCR混入だよ。公式の正解は「購入したプログラムを効果的に利用するために改変した」。これは正解で、買った作業道具を自分の机に合わせて少し調整するイメージ。購入したプログラムを使うために必要な範囲の改変なら認められるよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成22年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問29(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針