SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ
平成21年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問23
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア委託元資任者が、 一定期問ごとに、 専門業者における媒体保管状況を確認している。
- イ委託元資任者が、 専門業者との問で、 機密保持条項を盛り込んだ業務委託契約を結んだ上で引き渡している。
- ウ委託元担当者が、 専用の記録短に、 引渡しの都度、 日付と内容を記入し、 専門業者から受領印をもらっている。
- エ委託元担当者が、 パックアップ媒体を段ボール箱に入れ、 専門業者に引き渡している。
解き方のヒントを見る
バックアップデータを配送するときは、鍵付きのケースや封印シールで守る
バックアップテープなどを遠くの保管庫に運ぶためのセキュリティ対策。配送中にデータが盗まれたり紛失したりしないように、鍵がかかる金属製のケース(トランク)に入れたり、開封したことがすぐ分かる封印シールを使ったりして、配送中の物理的な守りをガチガチに固める必要があるよ。
この問題で問われていること
「配送の契約書がある」や「伝票を記録する」といった書類上の対策だけでなく、運ぶダンボール箱やケース自体を「物理的に開けられないように保護(施錠や封印)する」ことが重要だよ。
媒体搬送時の保護
外部搬送中は、媒体がもっとも無防備になりやすいです。暗号化や封印、施錠できる容器、受渡し記録を組み合わせて安全性を高めます。
媒体を安全な容器で保護\n受渡し記録を残す\n-> 紛失・盗難リスクを低減
確認ポイント
- 機密保持契約や受領印の取得は、必要な管理です。
- 保管状況を定期的に確認することも適切です。
- 段ボール箱のまま渡す点が弱いと押さえます。
正解と解説を見る
正解
イ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。預けっぱなしにせず、定期的に保管状況を確認しているのは良い管理だね。クリーニング店に預けた大事な服がちゃんと保管されているか確認するようなもので、むしろ安全性を高める行動だよ。
選択肢イ(正解)
これは不正解だよ。専門業者に大事なバックアップ媒体を預けるなら、秘密を守る約束を契約に入れるのは当然の対策だね。家の合鍵を預ける相手に「勝手に使わないでね」と正式に約束しておくようなものだから、監査で指摘される悪い状況ではないよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。引渡しのたびに日付や内容を記録し、相手の受領印をもらうのは、誰に何を渡したか分かるようにするための大事な管理だね。宅配便の控えを残すようなもので、後から「受け取っていない」と言われても確認できるから、指摘事項にはならないよ。
選択肢エ
これは正解だよ。この問題は「監査で指摘される悪い状況」を選ぶ問題なんだ。バックアップ媒体を段ボール箱に入れただけで渡すのは、宝石を紙袋に入れて運ぶようなものだよ。衝撃、紛失、盗難、破損への備えが弱いので、専用ケースなどで安全に運ぶ必要があるね。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問23(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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