SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ
平成21年度春期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅰ 問5
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アA B
- イ各装置の稼働率の値によって、 A とBの稼働率のどちらが高いかは変化する。 イ常にAとBの乏働率は等しい。
- ウ常にAの稼働率が高い。
- エ常にBの稼働率が高い。
解き方のヒントを見る
「直列(一本道)」と「並列(分かれ道)」、どっちのシステムが壊れにくい?
サーバーや機器のつなぎ方と稼働率(動き続ける確率)の問題だよ。どこか1箇所でも壊れたら全体が止まる「直列つなぎ(一本道)」に比べて、予備のルートがある「並列つなぎ(分かれ道)」を多く含んでいる方が、システム全体が長持ちして壊れにくくなるよ。
この問題で問われていること
直列つなぎの稼働率は「掛け算(どんどん小さくなる)」、並列つなぎは「1から壊れる確率の掛け算を引く(大きくなる)」という基本イメージを持って、式の大小を比べよう。
Availability of Redundant Systems
availability improves when redundancy allows the system to continue despite one component failure、 unlike pure series configurations
series: all must work\nparallel: one path may suffice
確認ポイント
- 単体装置の稼働率だけを比べない。
- 冗長経路の有無が重要です。
- 並列冗長側が高くなりやすい。
正解と解説を見る
正解
エ
出典
問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。
選択肢ア
これは不正解だよ。各装置の稼働率が変わっても、AとBの大小関係はひっくり返らないんだ。式で見ると、Aは「xz+yz−xyz」、Bは「xz+y−xyz」になり、違うのは「yz」と「y」の部分だけ。zは1より小さいから、いつも「yz<y」。つまり、いつでもBの方が高いよ。
選択肢イ
これは不正解だよ。AとBは同じ部品X・Y・Zを使っているけど、つなぎ方が違うから、いつも同じ強さになるわけではないんだ。たとえるなら、同じ材料で作った避難経路でも、「途中で1本に合流する道」と「最後まで予備ルートが残る道」では安心感が違う、という感じだよ。
選択肢ウ
これは不正解だよ。Aの方が高いどころか、常にBの方が高くなるんだ。AはYの力を使うにもZが一緒に動く必要があるけど、BはYだけで助かるルートがある。窓口でいうと、Aは「担当者Yがいても承認者Zも必要」、Bは「担当者Yだけでも受付OK」という感じなので、Bの方が止まりにくいよ。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。Bは、装置Yが単独で動けば助かるルートを持っているので、Aより逃げ道が多い構成になっているんだ。AではYもZと一緒に動けないと役に立たない場面があるけど、BではYだけでも助かる場面がある。合鍵を余分に持っている家の方が入りやすい、みたいに、Bの方が常に稼働率が高くなるよ。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度春期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅰ 問5(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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