SC情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ

平成21年度秋期 情報処理安全確保支援士 午前Ⅱ 問21

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

Webサーバを使ったシステムにおいて、 インターネットから受け取ったリクエストをWebサーバに中継する仕組みはどれか。

選択肢

  1. ア
    DMZ
  2. イ
    フォワードプロキシ
  3. ウ
    プロキシARP
  4. エ
    リバパースプロキシ
解き方のヒントを見る

Webサーバーの「身代わり窓口」になって、外部からのアクセスを一手に引き受けて裏のサーバーへ受け流す

サーバーの盾であり代理人である「リバースプロキシ」の問題だよ。普通のプロキシ(フォワードプロキシ)は社内PCの代わりにネットを繋ぐけれど、リバース(逆)プロキシは「外部の一般ユーザー」からのアクセスをWebサーバーの代わりに一番手前で受け取るんだ。サーバーのIPアドレスを隠して安全にしたり、アクセスを複数のサーバーに割り振って負荷を分散したり(ロードバランス)してくれるよ。

この問題で問われていること

社内PCが外のサイトを見るために使うプロキシとは逆で、「インターネット上の不特定多数からのアクセスを、Webサーバーの代理として受け取って中継する」役割を持つ装置を見分けよう。

リバースプロキシの位置

利用者はリバースプロキシへ接続し、背後の実サーバを直接は意識しません。これによりキャッシュ、TLS 終端、負荷分散なども実現しやすくなります。

インターネット\n-> リバースプロキシ\n-> Web サーバ群

確認ポイント

  • DMZ は配置領域の概念で、中継機能そのものではありません。
  • フォワードプロキシは利用者側の代理です。
  • Web サーバ前段で受けて中継するものを選びます。
正解と解説を見る

正解

エ

出典

問題文と解答は IPA 公開の過去問題冊子・解答例を基にしています。

選択肢ア

これは不正解だよ。DMZは、外部公開サーバを置くための「玄関先の応接スペース」みたいなネットワーク領域だよ。外と内部ネットワークの間に置いて安全性を高める考え方だけど、アクセスを代理で受けてWebサーバへ中継する仕組みそのものではないよ。

選択肢イ

これは不正解だよ。フォワードプロキシは、社内の人が外のWebサイトを見に行くときに使う「代理の出口」みたいなものだよ。たとえば社員の代わりに受付が外へ問い合わせる感じ。外部利用者から社内サーバへの入口になる仕組みではないので、今回の答えではないよ。

選択肢ウ

これは不正解だよ。プロキシARPは、別の機器のふりをしてARP応答する仕組みで、近所の人に『その住所なら私が取り次ぐよ』と言うようなものだよ。IPアドレスとMACアドレスの解決に関係する技術で、Webアクセスを代理で受けるリバースプロキシとは役割が違うよ。

選択肢エ(正解)

これは正解だよ。表記は「リバパースプロキシ」ではなく「リバースプロキシ」だね。外から来た人を、会社の受付が代わりに受けて、奥の担当部署へ案内するイメージだよ。利用者は直接サーバに触らず、リバースプロキシが窓口になってWebサーバへのアクセスを中継するので、この問題の内容に合っているよ。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成21年度秋期 情報処理安全確保支援士試験 午前Ⅱ 問21(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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