SAシステムアーキテクト試験 午前Ⅱ
令和7年度春期 システムアーキテクト 午前Ⅱ 問23
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アシーケンスコード
- イデシマルコード
- ウニモニックコード
- エブロックコード
解き方のヒントを見る
コードの構造が何を表すかを見極める
コード体系を区別するときは、名称を覚えるよりも、コードを構成する文字や桁の並びがどのような情報を担っているかを確かめることが大切です。問われている性質がその構造から自然に導けるかを、自分で検討しましょう。
この問題で問われていること
この問題で確認すべき観点は一つで、コードの値や桁の構成から、対象についてどのような情報を読み取れるかという点です。読み取れる情報の種類と程度を手掛かりに、各体系の特徴を自分の言葉で整理してから判断してください。
視点
コード設計では、対象を識別するという基本目的に加えて、コード自体にどの程度の意味を持たせるかが体系ごとに異なります。意味を多く持たせると利点が得られる一方で、引き換えに生じる制約もあります。一方の面だけで判断せず、情報の持たせ方という共通の軸で比べると整理しやすくなります。
確認ポイント
- コードの値を見たとき、対象について何が分かり、何が分からないかを確認する
- 桁や文字の位置・区切りに意味が割り当てられているかを確認する
- 問われている特徴が、その情報の持たせ方から説明できるかを確認する
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
コードの値からデータの対象物を連想できるコード体系は、対象物を表す名称や特徴に結び付いた記号を用いる体系です。
理由
ニモニックコードは、データの対象物を表す英字や略語などをコードに用いるため、コードの値から対象物を連想しやすいコード体系です。したがって、この設問の条件に合います。
比較
シーケンスコードは付与順などに基づく連番、デシマルコードは数字による分類、ブロックコードは一定の範囲を区切って分類する方式です。これらはコード値から対象物を直接連想することを主目的としません。
選択肢ア
これは不正解だよ。シーケンスコードは、登録順や発生順などに応じて番号を順番に割り当てる方式です。コードの値は管理上の順序を示すものであり、その値からデータの対象物の名称や特徴を連想できるようにする方式ではありません。
選択肢イ
これは不正解だよ。デシマルコードは、数字を用いて対象を分類・整理するコード体系です。数値の範囲や桁によって分類を示すことはできますが、コードの値そのものから個々のデータの対象物を連想させることを主眼とする方式ではありません。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。ニモニックコードは、対象物の名称や意味を表す略語、頭文字などをコードに用いる方式です。そのため、コードの値を見た人がデータの対象物を連想しやすくなります。設問の説明に該当するコード体系です。
選択肢エ
これは不正解だよ。ブロックコードは、対象を分類するためにコードの範囲やまとまりをあらかじめ区切って割り当てる方式です。分類上の位置付けを示すことはできますが、コードの値から対象物の名称や内容を直接連想させる方式ではありません。
学習のポイント
コードの識別方法と、コード値から意味を読み取れるかどうかの違いを整理しましょう。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和7年度春期 システムアーキテクト試験 午前Ⅱ 問23(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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