SAシステムアーキテクト試験 午前Ⅰ
平成30年度秋期 システムアーキテクト 午前Ⅰ 問18
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- ア作業に関与する人と責任をマトリックスで示したもの
- イ作業日程の計画と実績を対比できるように帯状に示したもの
- ウ作業の進捗状況と予算の消費状況を関連付けて折れ線で示したもの
- エ作業の順序や相互関係をネットワーク図で示したもの
解き方のヒントを見る
図表の役割を見極める視点
進捗管理に関する図表を比べるときは、名称や見た目だけで判断せず、何を把握するために使われるのかという目的に注目して、説明全体の意味を整理しましょう。
この問題で問われていること
一つの観点として、図表が利用者にどのような状況を把握させるためのものかに着目し、問題文の説明が示す目的との結び付きを確認してください。
視点
図表を整理するときは、名称の印象ではなく、利用者が何を把握するために使うのかという目的に注目します。説明を読む際は、同じ観点で内容を照らし合わせ、役割の整理に役立つ情報を見つけましょう。
確認ポイント
- 図表を使う目的に注目する
- 利用者が把握したい内容を確認する
- 説明全体が示す役割を整理する
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
トレンドチャートは、システム開発の進捗状況と予算の消費状況など、時間に伴って変化する複数の状況を関連付け、折れ線で推移として表す図です。
理由
トレンドチャートは、作業の進捗状況や予算の消費状況などを時系列で追跡し、それらの推移を折れ線で表して、計画との差や今後の傾向を把握するために用いる。したがって、進捗と予算を関連付けて折れ線で示す説明が適切です。
比較
帯状に日程の計画と実績を示すものはガントチャート、責任をマトリックスで示すものは責任分担表、作業の順序や相互関係をネットワーク図で示すものはPERT図などです。これらはトレンドチャートとは目的と表現方法が異なる。
選択肢ア
これは不正解だよ。作業に関与する人と責任をマトリックスで示すものは、担当者と責任範囲の対応を整理する責任分担表に当たる。時間経過に伴う進捗や予算の推移を折れ線で把握するトレンドチャートの説明ではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。作業日程の計画と実績を帯状に対比するものは、作業期間を横棒で表すガントチャートの説明である。進捗状況や予算消費の変化を、時系列の折れ線として関連付けるトレンドチャートとは異なる。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。トレンドチャートは、作業の進捗状況や予算の消費状況など、時間とともに変化する状況を関連付けて折れ線で示し、計画との差や推移を把握するために用いられる。
選択肢エ
これは不正解だよ。作業の順序や相互関係をネットワーク図で示すものは、作業間の依存関係や実施順序を把握するためのPERT図などである。進捗と予算の時系列推移を折れ線で表すトレンドチャートとは目的が異なる。
学習のポイント
トレンドチャートと工程表、責任分担表、ネットワーク図の用途を区別して覚える。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成30年度秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅰ 問18(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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