SAシステムアーキテクト試験 午前Ⅰ

平成27年度秋期 システムアーキテクト 午前Ⅰ 問7

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

ワンチップマイコンにおける内部クロック発生器のブロック図を示す。15 MHzの発振器と,内部のPLL1,PLL2及び分周器の組合せでCPUに240 MHz,シリアル通信(SIO)に115 kHzのクロック信号を供給する場合の分周器の値は幾らか。ここで,シリアル通信のクロック精度は±5%以内に収まればよいものとする。 [ブロック図は,添付の公式問題ページの問7を参照。]
公式問題冊子の問7(図や選択肢を含む)
公式問題冊子の問7(図や選択肢を含む)

選択肢

  1. ア
    1/2⁴
  2. イ
    1/2⁶
  3. ウ
    1/2⁸
  4. エ
    1/2¹⁰
解き方のヒントを見る

PLL・分周比・周波数精度

クロック経路の読み取り、周波数の単位換算、許容誤差の扱いを準備しよう。

この問題で問われていること

ブロック図の接続と倍率の表記を読み取り、各経路の周波数計算と誤差の確認をどう進めるか調べよう。

PLL・分周比・周波数精度

ブロック図の接続と倍率の表記を読み取り、各経路の周波数計算と誤差の確認をどう進めるか調べよう。

確認ポイント

  • PLLの倍率と分周比は、周波数の計算式にそれぞれどう反映されるか?
  • 図で発振器からCPUとSIOまでの経路をたどると、それぞれどのブロックを通るか?
  • MHzとkHzを同じ単位にそろえるには、どのように換算するか? 目標周波数に対する誤差率はどう計算するか? ±5%という条件を、許容される周波数の上下限でどう表せるか?
正解と解説を見る

正解

エ

解説

添付の公式解答PDFの問7には「エ」と記載されている。添付のブロック図では,PLL1の出力がPLL2と分周器へ分岐しているので,分周器の入力は15 MHz×8=120 MHzです。CPUには,さらにPLL2で2逓倍した240 MHzが供給される。SIOの許容周波数は115 kHz×0.95~115 kHz×1.05,すなわち109.25~120.75 kHzです。120 MHzを2¹⁰で割った117.1875 kHzはこの範囲に収まる。

添付の公式解答PDFの問7には「エ」と記載されている。添付のブロック図では,PLL1の出力がPLL2と分周器へ分岐しているので,分周器の入力は15 MHz×8=120 MHzです。CPUには,さらにPLL2で2逓倍した240 MHzが供給される。SIOの許容周波数は115 kHz×0.95~115 kHz×1.05,すなわち109.25~120.75 kHzです。120 MHzを2¹⁰で割った117.1875 kHzはこの範囲に収まる。

選択肢ア

分周器への入力は15 MHz×8=120 MHzである。120 MHz÷16=7.5 MHzとなり,115 kHzの±5%の範囲を外れるので誤り。

選択肢イ

120 MHz÷64=1.875 MHzとなり,115 kHzの±5%の範囲を外れるので誤り。

選択肢ウ

120 MHz÷256=468.75 kHzとなり,115 kHzの±5%の範囲を外れるので誤り。

選択肢エ(正解)

120 MHz÷1024=117.1875 kHzとなる。115 kHzに対する誤差は約+1.90%で,±5%以内に収まる。公式解答の問7もエである。

学習のポイント

ブロック図の接続と倍率の表記を読み取り、各経路の周波数計算と誤差の確認をどう進めるか調べよう。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成27年度秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅰ 問7(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

関連する過去問一覧

IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針