SAシステムアーキテクト試験 午前Ⅰ

平成25年度秋期 システムアーキテクト 午前Ⅰ 問26

問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。

問題

売り手側でのマーケティング要素4Pは,買い手側での要素4Cに対応するという考え方がある。4Pの一つであるプロモーションに対応する4Cの構成要素はどれか。

選択肢

  1. ア
    顧客価値(Customer Value)
  2. イ
    顧客コスト(Customer Cost)
  3. ウ
    コミュニケーション(Communication)
  4. エ
    利便性(Convenience)
解き方のヒントを見る

売り手視点と買い手視点を整理する

この問題では、用語を単独で暗記するのではなく、提供する側が何を起点に考え、受け取る側がどのような価値や体験として捉えるかを同じ軸で照らし合わせ、対応関係を確認しましょう。

この問題で問われていること

確認の中心は、双方の言葉が表す対象・目的・評価の置き方を一組の対比として読み取り、同じ段階や役割を指しているかを見極めることです。表面的な語感だけで判断しないようにしましょう。

視点

売り手側の活動を示す表現と、買い手側が受け取る価値を示す表現を、対象・目的・評価という共通の観点で並べて考えます。

確認ポイント

  • 双方の表現が何を対象にしているか確認する
  • それぞれの目的や評価の置き方を比べる
  • 同じ段階や役割に対応するかを読み取る
正解と解説を見る

正解

ウ

解説

4Pのプロモーションは、広告や販売促進などを通じて顧客へ情報を伝え、関係を築く活動です。4Cでは顧客との情報交換や接点に関する要素と対応します。

理由

プロモーションは、商品やサービスの情報を顧客に伝え、購入を促したり関係を築いたりする活動です。買い手側の4Cでは、この情報伝達や相互の接点を表す要素に対応します。

比較

顧客価値は製品、顧客コストは価格、利便性は流通・入手しやすさに対応します。一方、プロモーションは顧客との伝達や交流に関する要素と対応づけられます。

選択肢ア

これは不正解だよ。顧客価値は、製品やサービスが顧客にもたらす便益や満足を表す要素です。4Pとの対応では製品に関係し、情報を伝えたり顧客との関係を築いたりするプロモーションとは役割が異なります。

選択肢イ

これは不正解だよ。顧客コストは、顧客が支払う金額だけでなく、購入や利用に伴う時間・手間などの負担も含む考え方です。4Pでは価格に対応するため、情報伝達を担うプロモーションとは一致しません。

選択肢ウ(正解)

これは正解だよ。プロモーションは、広告や販売促進などによって顧客へ情報を伝え、購入を促し、関係を築く活動です。買い手側の4Cでは、企業と顧客の情報交換や接点を表すコミュニケーションに対応します。

選択肢エ

これは不正解だよ。利便性は、顧客が商品やサービスを入手・利用しやすいかという観点を表します。4Pでは流通や販売場所に関係する要素に対応し、広告などで情報を伝えるプロモーションとは役割が異なります。

学習のポイント

4Pと4Cを、企業側と顧客側という対照的な視点で対応づける。

出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成25年度秋期 システムアーキテクト試験 午前Ⅰ 問26(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)

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