PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
令和4年度秋期 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問25
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題
選択肢
- アあらかじめ設定された攻撃範囲を超えた行動を演習参加チームがしていないことを監視する。
- イ演習時に行うサイバー攻撃に対して,防御,検知,対応を行う。
- ウ脅威シナリオに基づいて対象組織に攻撃を仕掛ける。
- エ人的リソース,データ,ナレッジを共有し,演習の効果の最大化を図る。
解き方のヒントを見る
演習での役割を目的から見分ける
演習に参加する各チームの役割は、名称の印象ではなく、そのチームが演習全体の中でどのような目的を持ち、誰の立場で行動するのかという一点から整理すると区別しやすくなります。提示内容と目的の対応を丁寧に確かめましょう。
この問題で問われていること
問われているのは用語の暗記ではなく、各チームが演習の中で果たす目的と立場を結び付けられるかです。示された役割の内容が、どの立場の目的に沿うものかを一つずつ確かめる姿勢が求められます。
視点
サイバーセキュリティ演習では、複数のチームがそれぞれ異なる目的を持って参加します。役割を区別するときは、チームの呼び名から連想するのではなく、そのチームの行動が演習の中で何を達成するためのものか、誰に対して働きかけるものかを考えると整理しやすくなります。
確認ポイント
- そのチームの行動は、演習の中で何を達成することを目的としているか
- そのチームは演習の中で、どの立場から誰に対して働きかけているか
- 呼び名の印象ではなく、目的と立場の組合せで役割を判断できているか
正解と解説を見る
正解
ウ
解説
レッドチームは、脅威シナリオに基づいて対象組織へ攻撃を仕掛け、実際の攻撃に対する防御側の対応力を検証する役割を担う。
理由
レッドチームは、脅威シナリオに基づいて対象組織を攻撃する攻撃側のチームです。したがって、攻撃を仕掛けるという記述が役割に一致する。
比較
イは防御・検知・対応を行うブルーチーム、エは人的リソース、データ、ナレッジを共有して攻撃側と防御側を連携させるパープルチームの役割です。アは設定された範囲を監視する統制・運営側の役割に該当する。
選択肢ア
これは不正解だよ。あらかじめ設定された攻撃範囲を超えた行動を演習参加チームがしていないことの監視は、演習の統制や運営に関する役割である。対象組織に攻撃を仕掛けるレッドチームの攻撃活動そのものを示した記述ではない。
選択肢イ
これは不正解だよ。演習時に行うサイバー攻撃に対して、防御、検知、対応を行うのは、攻撃を受ける側の役割である。レッドチームは攻撃側として脅威シナリオに基づく攻撃を仕掛けるため、この記述とは立場が異なる。
選択肢ウ(正解)
これは正解だよ。レッドチームは攻撃側のチームであり、脅威シナリオに基づいて対象組織に攻撃を仕掛ける。これにより、対象組織の防御、検知、対応の状況を演習で検証できるため、レッドチームの役割として最も適切である。
選択肢エ
これは不正解だよ。人的リソース、データ、ナレッジを共有し、演習の効果の最大化を図るのは、攻撃側と防御側を連携させるパープルチームの役割である。攻撃を実行するレッドチーム固有の役割を説明したものではない。
学習のポイント
レッドチーム、ブルーチーム、パープルチーム、統制側の役割を区別する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)令和4年度秋期 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問25(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
関連する過去問一覧
IPA Advancedは非公式の学習サイトです。解説にはAIによる補助生成を含む場合があります。公式の問題冊子・解答例・採点講評を優先し、誤りは確認後に訂正します。運営・編集方針