PMプロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ
平成23年度特別 プロジェクトマネージャ 午前Ⅱ 問4
問題文と選択肢を読んで答えを考えてから、下の「正解と解説を見る」で確認しましょう。
問題

選択肢
- ア図ア
- イ図イ
- ウ図ウ
- エ図エ
解き方のヒントを見る
同時進行作業と要員の重なり
要員数の推移を考えるときは、各作業の所要期間だけでなく、ある時点でどの作業が並行して進んでいるかを時間軸上で把握することが出発点になります。日程の置き方の前提を確かめながら、重なりを丁寧に追いましょう。
この問題で問われていること
この種の問題では、作業の順序関係と各作業の開始・終了のタイミングを、問題が指定する前提に沿って時間軸へ対応づけられているかが問われます。区間ごとに関与する作業を見落とさず整理できるかが焦点です。
視点
アローダイアグラムは作業どうしの依存関係を表す図です。図だけでは、各作業が暦の上でいつ行われるかが一つに決まらない場合があります。要員の時間推移を考えるには、図が示す依存関係と、問題で示される日程の取り方の前提を組み合わせます。そのうえで、作業を時間軸上に並べ直して見るという視点が役立ちます。
確認ポイント
- 問題が各作業の開始時点をどのような前提で定めているかを確認したか
- 先行作業が終わる前に後続作業を置いていないか、依存関係と照らし合わせたか
- 時間軸の区切りごとに、その期間に進行中の作業をもれなく拾い出せているか
正解と解説を見る
正解
エ
解説
各作業を最早開始すると、最初の作業は0〜20日が5人、20日目から三つの作業が並行して20〜40日を進むため9人になる。40日目には下側の作業が終わる一方、上側の作業と下側からの作業が続き、40〜50日は4人、50〜60日は2人となる。上側の先行作業が60日目に完了してから中央の10日3人の作業が始まり、60〜70日は3人です。したがって正答は図エです。
理由
開始から20日までは20日5人の作業なので5人です。20日目以降は、上側の20日3人、中央の20日4人、下側の20日2人が同時に進むため、3人+4人+2人=9人となる。上側は20日作業を終えた40日目から20日2人を開始するが、中央の結合点は上側の二つの作業が終わる60日目まで成立しない。
比較
下側の作業は20日目から20日間で終わり、40日目から終点へ向かう10日2人の作業を開始する。よって40〜50日は上側2人+下側2人=4人、50〜60日は上側2人だけで2人、60〜70日は結合後の10日3人だけで3人となる。この5区間の推移と一致するのが図エです。
選択肢ア
これは不正解だよ。図アは開始後しばらく5人を示す一方、20日目から始まる上側3人・中央4人・下側2人の重複を正しく表していない。また、40日目以降も上側の20日2人と下側の10日2人が実行中となるため、必要人数は期間ごとに変化する。図アの一定人数の区間は、作業日数と並行条件に一致しない。
選択肢イ
これは不正解だよ。図イは20〜40日の9人は表しているが、40〜50日は上側の20日2人と下側の10日2人が重なるため4人であり、2人ではない。さらに、60日目までは上側の作業が続くので、結合後の10日3人は60日目から始まり、60〜70日の人数は3人となる。図イはこの重複と後半の人数が異なる。
選択肢ウ
これは不正解だよ。図ウは20日目から40日目までを少人数としており、同時に進む20日3人、20日4人、20日2人の合計9人を反映していない。さらに、40日目以降に示される人数も、下側の10日2人が40〜50日に実行されることや、結合後の10日3人が60日目から始まる条件と一致しない。
選択肢エ(正解)
これは正解だよ。図エは0〜20日を5人、20〜40日を3人+4人+2人=9人、40〜50日を上側2人+下側2人=4人、50〜60日を2人、60〜70日を結合後の3人としている。中央の10日3人は上側の二つの作業が完了する60日目まで開始できないため、この人数推移が作業条件と一致する。
学習のポイント
最早開始時刻、並行作業の重複、結合点の成立条件を人数推移に反映する。
出典:独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)平成23年度特別 プロジェクトマネージャ試験 午前Ⅱ 問4(公式資料:問題冊子(PDF) / 解答例)
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